iPhone 5/iOS 6登場の影で、「Ping」のサービス終了がひっそりと告知される

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Appleが、同社が提供する音楽SNS『Ping』を2012年9月30日で終了することを告知している。

現在、iTunes上で「Ping」の項目を選択すると「9月30日以降は、Pingを利用できなくなります。

」というメッセージが表示されており、新規のメンバー登録もできなくなっている。

米国ではiPhone 5/iOS 6/次期iTunesが発表された9月12日のスペシャルイベント直後からPingのサービス終了予告について触れたブログなどが現われており、6月に報じられたように、iTunesの大型アップデートに合わせてのPingサービス終了ということになったようだ。

同サービスは、同社が2010年9月のスペシャルイベントで発表し、同時に発表されたiTunes 10とともに提供を開始した音楽ソーシャルネットワークサービス。

お気に入りのミュージシャンをフォローすることで、最新情報や投稿された写真・動画の閲覧ができるほか、他のユーザーをフォローすることで、聴いている曲や話題の曲などがわかるというものだった。

しかしリリース後は広く活用されたとは言い難く、Mac OS XやiOSとTwitterやFacebookなどの外部サービスとの提携が進められたこともあって、その役割が終わったとの見方が強まっていた。

現在iTunes上では、「9月30日以降は、Pingを利用できなくなります。

」というメッセージが表示される。

新規メンバー登録もすでに終了しており、iTunesから「友達をメールで招待する」機能は有効になっているものの、招待メールを受け取ったユーザーがPingのWebページにアクセスしようとしても、iTunesのWebページにリダイレクトされるようになっている。

(提供:iPad iPhone Wire)