谷村美月(左)・長野じゅりあ
 3月24日、映画「サルベージ・マイス」(サルベージ・マイス製作委員会)の初日舞台挨拶が新宿バルト9で行われ、谷村美月さん、長野じゅりあさん、長田成哉さん、田崎竜太監督が登壇した。

 本来の持ち主に宝物を返すことを生業とする正義の怪盗“サルベージ・マイス”が、私利私欲のため高価な美術品を狙う窃盗グループと闘う痛快世直しエンターティメント映画。美しい乙女たちが広島の町を縦横無尽に駆け巡る!!
 主演で初のアクションに挑戦した谷村美月さんは「クランクインする前に練習はしましたが、普段とは違うお芝居なのでどれだけみせられるかわかりませんでしたが、アクション監督に引き出してもらいました。作品に入ると集中してしまうタイプなので、怪我はしないようにしました。周りの方は初日から救急車が出動することになりましたが、大きな怪我はなく終われました。広島では普段撮れないような場所で撮影しましたので、見て欲しいシーンです」と見どころを話した。

 600人のオーディションから選ばれた16才で空手歴11年の長野じゅりあさんは「オーディションに受かったのも信じられず、通行人なのかなと思っていたら台本を読んで谷村さんと同じくらいセリフがあり驚きました。お芝居は初めてで不安でしたが頑張ったので見てください。撮影時は学校のテストと重なり観光はあまり出来ませんでしたが、広島のお好み焼きを食べるシーンでたくさんNGを出したのでお腹いっぱい食べました」とコメントした。

 今後の活躍がもっとも期待される若手俳優の長田成哉さんは「広島で暮らしている人が毎日通る場所で撮影していますので、広島の良さが伝わる映画です。アクションは爽やかに控えめにやっていますのでご期待ください。この映画は大人も子供も楽しめる映画です」と語った。

 『平成仮面ライダー』シリーズの田崎竜太監督は「広島は海と山が近く、映画には好適地。できるだけ観光映画にせず、広島の人が普段目にする中で僕らのアクションを展開しました。この作品は人と人との化学反応です。特撮の監督、20代を代表する俳優女優、空手少女との化学反応をみなさんの目で確かめてください」と話した。

3月24日(土)より新宿バルト9ほか全国公開