「ジャガビー」韓国で生産・販売を開始、消費者の間ではすでに人気の商品に!

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じゃがいもを使った日本の人気スナック菓子「じゃがビー(Jagabee)」が、韓国現地で生産され販売されることが分かった。韓国ではそのおいしさがインターネットを中心に口コミで広がっているため、消費者の間では期待が高まっている。

韓国の大手菓子メーカー「ヘテ製菓(HAITAI)」は27日、昨年6月にカルビーと設立した合弁会社から、日本で人気のじゃがいもスナック菓子じゃがビーを韓国国内で直接生産し、販売すると発表した。

カルビーが2006年に販売を開始したじゃがビーは、20〜30代の女性を中心に大きな人気を獲得。現在はアジアをはじめヨーロッパなど世界10カ国に輸出されている。既存のじゃがいも使ったスナックとは違い、フライドポテトのような厚切りの形で、サクサクとした感触が特徴だ。

合弁会社が販売する韓国産じゃがビーは、日本の技術を導入した韓国工場で生産する。日本より値段は安く、カップは1個1700ウォン(約120円)、ボックスは1箱3600ウォン(約260円)で販売する予定という。

日本を訪れた際に購入した韓国人も多く、インターネット上にはじゃがビーのおいしさを紹介したり、韓国での販売を喜ぶ人の書き込みが集まっている。「日本に行かないと買えなかったじゃがビーが韓国でも気軽に買えるなんて嬉しい」「スーパーですぐ買い物かごに入れた」「うちの家族みんな大好き」「昨年母親が日本旅行で買ってきてくれたな…。マイルドな塩味がおいしい」「絶対食べたい!」など反応はなかなか良いようだ。

ヘテ製菓マーケティング部のキム・ス部長は、「カルビーの技術力を韓国に導入して誕生した製品」「短期間で韓国じゃがいもスナック市場の代表ブランドに成長すると思う」と話しており、じゃがビーが韓国でも高い人気を獲得するだろうと予想した。

参照:産業ニュース
参照:亜州経済

(文:林由美)

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