ミランDFタイェ・タイウォはフランスへ戻るのかもしれない。移籍金ゼロでマルセイユから加入し、ミランの補強のサプライズになるはずだった同選手だが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督を納得させずことができなかった。フランスのメディアによると、タイウォにはリーグアン復帰の可能性があるようだ。

フランスの選手たちはセリエAで人気となっている。例えば、ユヴェントスは再びリールDFオレリアン・シェジューを狙っているようだ。ユーヴェは昨夏も同選手の獲得に動いており、今も諦めていないという。26歳の同選手を獲得すれば、アントニオ・コンテ監督はDFジョルジョ・キエッリーニを左サイドバックに定着させることができる。

その左サイドバックを主戦場とするタイウォだが、ミランとリヨンの間で動きがあるかもしれない。レミ・ガルデ監督率いるリヨンは、契約延長を拒否したDFアリ・シソコの後任を探すべく、タイウォに関心を寄せているようだ。ミランは500万ユーロ(約5億2000万円)に移籍金を設定したという。

同じリヨンのMFエデルソンを狙っているのはラツィオだ。2012年で契約が満了する同選手について、リヨンは冬のマーケットでの放出候補に挙げている。08年にニースから1500万ユーロ(約15億7000万円)で移籍したエデルソンだが、ケガやポジション争いで活躍できなかった。ブラジル人のエデルソンは、ラツィオへの移籍を容易にすべく、EUのパスポートを取得しようとしているところだ。