今季より松山紘子と新ペアを結成するも、国内ツアーのシード権を獲るには至らず、ワイルドカード(=大会推薦枠)で出場を続ける、ビーチバレー・浅尾美和。一時は“ビーチの妖精”として絶大な人気を誇った彼女だが、推薦枠は“同一ペアで年間4大会まで”という決まりもあり、9月末に行われる第6戦以降は、楠原千秋とペアを結成するなど、夢のロンドン五輪出場は遠く、もがき続ける日々を送っている。

そんな折、27日発売「週刊アサヒ芸能」(10/6号)では、「浅尾美和 五輪『悪あがき挑戦』で渦巻く引退後の皮算用『このままではキャスター転向でも商品価値なし』」との見出しで、浅尾の近況を伝えた。

前述の通り、ロンドン五輪出場は限りなく不可能に近いといわざるを得ない現状。それでも、浅尾が直向に成績にこだわるにはワケがあった。

同誌にコメントするビーチバレー関係者は、「ズバリ、引退後のハク付けですよ。彼女が今後、引退したあとには、民放局のスポーツキャスターへの転身がほぼ内定していますが、正直言って選手としての実績がまったくないに等しい。ルックス的には申し分ないですが、それだけでは、商品価値もありません。そこで、今シーズンにできるだけ成績を残しておきたいというのが、本人はもとより関係者の本音でしょうね」と明かす。

表向きには、五輪出場にこだわりを見せる浅尾だが、その裏側では、引退後を見据えた“実績作り”に躍起となっているようだ。

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