【早稲田スポーツ】無念のスコアレス。遠かった1点
関東大学サッカー1部リーグ第4節 (赤羽スポーツの森公園競技場)
神奈川大学 0−0 早稲田大学
※公式記録はコチラから
記事・写真提供:早稲田スポーツ
神奈川大学 0−0 早稲田大学
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相手選手にプレスをかける島田
開幕戦に勝利するも、そのあと2連敗を喫してしまい迎えた関東大学リーグ戦第4節。今後のシーズンを占う上で、リーグ戦序盤における3連敗はなんとしてでも避けたい早大は、勝ち点7で2位に位置する神大と対戦。試合は早大が主導権を握り、優勢に進めるものの得点機を活かせないままスコアレスドローに終わった。連敗ストップには成功したが、オフェンス面で課題を残す引き分けとなった。
前半開始直後は、タテへの意識が強い神大の攻撃もあり試合が落ち着かなかったが、細かくボールをつなぎチャンスを伺う早大が徐々にペースを握り始める。しばらくの間は両チームともこれといった決定機を迎えることはなかったものの、ボールに必死に食らいついていく激しいプレーが随所に見られる展開となった。このまま試合が推移していくかと思われた前半終了間際の41分、FW小井土翔(教4=ジェフ千葉ユース)がバックパスを受けた相手GKに全速力でプレスをかけミスキックを誘発。そのボールを受けたFW富山貴光(スポ3=栃木・矢板中央)がシュートを放つもGKにはじかれゴールとはならず。前半最大のチャンスをものにすることは出来ず、0―0で折り返した。
迎えた後半。出だしこそ神大ペースで進むものの、MF近藤貴司(教1=東京・三菱養和SCユース)のドリブル突破や、「今日は攻撃で持ち味が出せた」と話したDF三竿雄斗(スポ2=東京ヴェルディユース)のペナルティエリア内に侵入してからのシュートなどで早大優勢の時間帯が続く。74分には近藤が相手ディフェンスラインの裏へ抜け出し、富山の供給したスルーパスを受けシュートを放つも相手GK正面に。試合終了直前には富山がオーバーヘッドキックでゴールを狙うも実らず。結局両チーム無得点のままタイムアップの笛が鳴った。
この試合、早大のシュート数11本に対し神大は2本。この数字からもわかるように、30度に迫る暑さの中で『切り替えの早さ』をチーム全体で遂行したことが無失点という結果につながった。しかし11本のシュートを放ちながら無得点に終わったオフェンスには大きく改善の余地がある。また、26日(木)にはいよいよ総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの関東代表決定戦も始まる。オフェンス面での課題が浮き彫りになった中、続く連戦をどのように乗り越えられるか。今年度のチーム力が試される。(記事 松田拓也、カメラ 戸張遥)
柿沼副将
――試合を振り返って
神大は守備が堅いっていうのはわかってたんですかど、もっと自分たちの切り替えの早さを活かして得点まで繋げられればなと思いました。
――前節と比べて変化は
前の試合では、自分たちがやりたかった切り替えの早さというのが出せず、相手に先手を取られてしまったのが5失点に繋がったと思うんですけど、きょうの試合では気持ちを切り替えて、自分たちで声を出して切り替えの早さを上手くできた部分もあると思います。そこがきょうの無失点という結果に繋がっていると思うので、守備の面では評価できると思うんですけど、攻撃の面に改善が必要かなと思います。
――点を取りきれない原因は
チャンスはあったんで、決めきるところを決められなかったというのもあるし、俺と譲のボランチ二人が上手く攻撃に絡んでいって、厚みのある攻撃ができたら良かったのかなと思います。そこを意識してこれからやっていきたいです。
――次節国士大戦に向けて
あとさき考えずに、常に目の前の試合に集中して勝ち点3を取りにいきたいと思います。
――総理大臣杯も控えています
ワセダは最近総理大臣杯に出ていないので、代表として全国で戦いたいです。
小井土
――きょうの試合を振り返って
今記録見たんですけど、相手がシュート2本でこっちがシュート11本ということで、守備陣が頑張ってくれたんで、前線が点を取らないといけなかった試合でした。
――詰めてくるDFだったが
相手の10番がガツガツ来るかんじで、FWとしては少しやりにくい部分もあったんですけど、でもそこは臨機応変に対応してかないと今後もきつくなっていくと思うのでうまく対応していかないといけないです。
――無失点だったが
練習のときから、守備を全体を通して意識したのがよかったと思いますし、結果としてゼロだったっていうのは守備陣だけじゃなくて前線の選手からもプレッシャーをかけてったのがよかったと思います。
――総理大臣杯予選も始まり試合間が詰まりますが
スタメンの11人とかAチームの20人だけじゃきっとこういう連戦って耐えられないと思うんで、チーム全体でカバーし合って一丸となってやっていきたいです。
――次の試合は桐蔭横浜大とですが
きっと練習試合ではやったことあると思うんですけど、正直あんまり印象とかもないしどういうゲームプランやってくるかっていうのもわからないんで、そういう意味でも臨機応変に対応していかなきゃいけないと思います。
菅井
――きょうの試合を振り返って
攻めていただけに、勝ち点3が取れなくて本当にもったいない試合だったと思います。
――無失点に抑えられたことについて
相手の攻撃のバリエーションがあまりなく、うちが良かったというよりは、相手が良くなかったかなと思いますが、結果的に無失点に抑えられたことは良かったです。
――点を決め切れなかった原因は
最後の精度につきます。
――ご自身のプレーについては
守備では悪くなかったですが、攻撃面ではミスが多かったので、流れを持ってこれませんでした。自分も最後の精度をつめていかなければと思います。
――ご自身の攻撃の意識は
サイドバックでやってる以上、上がってチャンスを作ることはしなければならないので、意識しています。
――次の試合は総理大臣杯ですが
また別の大事な試合です。2年間本戦に進めていないので、初戦からどんな形であれ勝っていきたいです。
畑尾
−−スコアレスドロ−でしたが、試合を振り返って
もったいない試合です。勝ち点3を取らなきゃいけない試合で勝ち点1しか取れなかったのは本当にもったいないです。
−−立ち上がりから神大が厳しいプレッシャーをかけてきましたが
面食らったということはないです。神大がプレッシャーをかけてくるというのは分かっていたし、試合前からチームとしても共通認識をもっていました。神大のプレッシャーへの対応という意味も含めて、今日はいつもとは違う戦い方をしました。前半立ち上がりのところで、いつもよりもロングボールを多用したのもそのためです。そして前半25分くらいからはいつも通りボールをつなぐ戦い方に戻しました。
−−もう少しリスクを負ってでも点を取りに行ってもいいのでは、という気もしたのですが
その通りだと思います。筑波大戦の反省が生かされていないです。試合終了後にも監督から「勝ちたいという気持ちが足りない」という話をされました。神大の選手たちのハイプレッシャーには勝ちたいという気持ちが見えました。ワセダもひとりひとりがもっと勝ちたいという気持ちを前面に出していかないといけないですね。
−−いよいよ来週からは総理大臣杯も始まりますが
総理大臣杯はト−ナメントで負けたら終わりです。過去2年間出場させてもらいましたが、いい結果を残せていません。今年は、そういったこれまでの悔しい思いをプレーで表現できたらと思います。リ−グ戦もありますが、まずは目先の総理大臣杯に集中したいです。そこでいい戦いができることが、その後のリ−グ戦にもつながるのだと思います。
三竿
――きょうの試合を振り返って
連敗は止めたんですけど勝たなきゃいけない相手だったし、勝ち点3を取るために最後の部分を突きつめてやっていかなきゃいけないと思いました。
――個人的には
最初の中大戦とか緊張して自分の持ち味が出せなかったんですけど、その反省を生かしてきょうは攻撃で持ち味が出せたかなと思います。
――随所に見せたオーバーラップは意識していたのか
今までは守備のことを意識しすぎて、持ち味である攻撃を出し切れなかったのできょうは意識してやりました。
――何度かチャンスを作った場面について
前半は倒れないでシュートまでいけば良かったなと思いました。後半のはいくら良いプレーをしてもゴールを決めなくては意味がないので、次は決められるように準備したいと思います。
――守備の面では
あまり相手の攻撃は怖くなかったので、逆に自分がどんどん攻撃に参加することで引っ張ればいいかなと思いました。
――次の試合に向けて
総理大臣杯は相手が2部なので少し難しいかもしれないんですけど、リーグ戦と合わせて優勝目指してやっていきたいと思います。
近藤
――試合を振り返って
試合をやっている方としては、あまり相手が強いとは思わなかったんで勝てる試合だったなと思います。
――近藤選手自身、前半なかなかボールを持つ場面が少なかったように見えました
前半、左サイドからの攻撃が多くてなかなかボールに絡めなかったんですけど、まずは守備から入っていくっていうことを意識しました。
――対して後半は何度か仕掛ける場面がありましたね
前を向いてドリブルを仕掛けるっていうのが自分の特徴で、そういうプレーが後半はちょっと出せました。もう少し回数を増やせればと思ったんですけど、ボールを受けるまでの動きが課題かなと思います。
――暑さの影響は
個人的には最後のほうきつかったんですけど、チーム全体としては結構動けていたと思うので、やはり最後のところで決められなかったことは悔しいです。
――来週には総理大臣杯、リーグ戦の2試合がありますが、意気込みを聞かせてください
まずは総理大臣杯があり、自分としては初めての大会なのでどういう感じかわからないんですけど、とりあえず出れたら得点を決めて貢献したいなと思います。
記事・写真提供:早稲田スポーツ
