ヌードモデルで学費を稼ぐ女子大学生の半生記―中国
わいせつ図画の流布が厳しく取り締まられている中国には「人体芸術」と呼ばれるヌード写真が存在、あくまでも芸術作品として流通している。ヌードモデルである「人体模特」という職業に対する社会の見方はさまざまだ。このたび、ヌードモデルで学費を稼ぐ女子大学生が紹介されて中国国内で議論が呼んだが、この女子大学生への取材記事を中国国際放送局が掲載した。
大学生ヌードモデルの蘇紫紫さん(芸名)は中国人民大学芸術学部の2年生、1991年に湖北省で生まれた。幼くして両親が離婚し、祖父母によって育てられたことが影響し、かつては喫煙や麻薬、ケンカが日常茶飯事の不良少女だったという。しかし、家が取り壊され祖母が入院したことで一家離散状態になり、勉学によって人生を変えようと大学入学を決意した。
大学に入ったものの貯金などなく学費が払えない彼女は、勉学のかたわらアルバイトをこなしていた。2009年12月、インターネットで見つけた1日約6000円のヌードモデル募集広告を見て応募、誰も居ない学生宿舎でこっそり「カメラ面接」を受けたという。
「面接」に合格した彼女は晴れてヌードモデルとして仕事をすることとなった。仕事のために宿舎への帰りが遅くなったため、ほかの学生からは「夜の仕事をしている」との噂が立ち、同級生の男子からは「一晩いくらだ?」と聞かれたという。そこで、ヌードモデルであることを明かすと、芸術系学科であることもあり学生や教師らに受け入れられ、自分のヌード写真を用いた絵画展をキャンパス内で開催することになった。この個展で彼女の名が世に知れ渡り、作品を購入したいという画廊も現れたという。
当初「気が狂っている」と言い放った母親は少しずつ理解を示し、父親は娘の身の上を理解していて何も文句を言わないという。「生活のために仕方なく始めたヌードモデルだが、やっているうちに『人体芸術』が好きになってきた。将来は優れたヌード写真家になりたい」と、彼女は将来の夢を語った。(編集担当:柳川俊之)
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