韓国の中央日報によると、キム・ヨナ選手のブライアン・オーサー元コーチ解任をめぐるトラブルが長引くにつれ、キム・ヨナの広告価値も急落しつつある。

 年初、キム・ヨナはイメージキャラクターとして20以上の広告に登場していたが、契約期間が満了した広告のうち、一部の広告主はキム・ヨナを広告主として採用し続けるかどうかを決めかねているという。

 オーサー元コーチとキム・ヨナが一緒に出演していたエアコンの広告は、一連の騒動によってすでに打ち切られてしまった。広告代理店は、「もっとも売れ行きが良くなる夏が終わるまで放送する予定だった」と肩を落とした。そのほか、8月までの契約となっている牛乳の広告も、先行きが不透明な状況だ。

 また、キム・ヨナは2008年から現代自動車のイメージキャラクターを務めており、その契約も2010年度で終了となる。現代自動車の広告を制作している広告代理店によれば、「普通であれば、試合のない夏場に撮影が行われるのが普通だが、今年はどうなるか分からない」という。

 また、銀行やアパレル企業も今後のキム・ヨナ起用を検討し始めており、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを通じて一般消費者のキム・ヨナに対するイメージ調査を行う企業も現れ始めている。(編集担当:畠山栄)



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