人材紹介のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント(東京都港区、クリスティーン・ライト代表)は、事務系・オフィスワークのスペシャリストの紹介を専門とするビジネス・ユニット「オフィス・プロフェッショナル」を設置し、7月から営業を開始した。

 同社は、ロンドンに本社を置く人材サービスのヘイズ・グループの日本法人で、2001年に東京で活動を開始した。現在の人材コンサルタントは約100人で、半数は日本人。

 「会計・財務」「バンキング」「ファイナンス・テクノロジー」「インフォメーション・テクノロジー」「人事」「製薬」「セールス&マーケティング」「不動産関連」に、今回設置された「オフィス・プロフェッショナル」の9つの専門分野で人材紹介を行っている。

 従来から、各専門分野の中で事務系・オフィスワークのスペシャリストの紹介は行っていたが、今後さらにクライアント企業のニーズが高まると判断して、1つの専門分野として独立させた。

 エイドリアン・ジョーンズ同社オフィスプロフェッショナルマネージャーは「業界知識や業務経験が豊富な人材やバイリンガル人材のニーズが顕著に増えています。既存顧客だけでなく、当社の特長を広く伝え、新たな顧客との関係構築にもつなげたい」と意欲を見せている。

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