厚生労働省が公表した2009年度の職業紹介事業報告の集計結果(速報)によると、有料職業紹介による就職件数が27万2147件となったことが分かった。集計結果の速報値の公表は2009年度からのため、単純比較はできないものの、前年度確報値と比べて27.3%の減少となっている。

 求人数は前年度確報告値比43.6%減の108万7191人。新規求職申込件数は同1.5%減の280万6220件となっている。

 2009年度確報値の公表は10月に予定されている。

平均転職活動期間が過去最長の5.5カ月、平均応募社数も20社超
中途採用予定は3社に1社、5000人以上企業は5割超も慎重姿勢続く
2010年日本の雇用情勢と人材ビジネスの展望〜中途採用は増加の兆し

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