日本が好きでよく旅行するという、台湾人女性のyangcw(ハンドルネーム)。「日本はきちんとした国で、人をだましたりしない。だから買い物をしても食事をしても安心していて、レシートを確認したことがなかった」そうだが、居酒屋で渡されたレシートを何気なく見てビックリ!「注文していないものが入っている。“お通し”とはなんだ?どうしてこんな変な金額がつけられているんだろう!?」と慌てたそうだ。

 ホテルに戻り、インターネット検索で“お通し”の意味を調べて理解したというyangcw。「入店してすぐに小皿料理を出してくれるので、気配りの行き届いたお店だな。この料理がサービスだなんて嬉しい!と毎回喜んでいたけれど…なんのことはない。その料理はサービスではなく、お金がかかる“お通し”だったのだ」とがっかりしたという。

 本人いわく「ケチではない」yangcwは、「せこいと思わないでほしい。節約したいわけではなくて、気持ちがおさまらないだけ!」と強調し、「だって頼んでないし、食べたいとも言っていない。必要か不要かどうして聞いてくれないんだろう?」と不信感を持ってしまったという。そして東京の居酒屋で出された“お通し”2点の写真を掲載。「1つは“キャベツの味噌(みそ)付け”。洗ったキャベツと味噌だけで、1人315円。もう1つはこんにゃくにカニが少しふりかかっていて、1人230円。どうせお金を払うなら、ほかの料理を頼みたい」と思ったそうだ。

 台湾に戻り、知り合いの日本人に“お通し”について聞いてみたyangcw。「居酒屋やお酒を売る店で習慣になっていて、お酒を頼むと自動的に出されるらしい。前もって金額を提示しない店が多いし、アルコールとセットになっている」と説明されたという。

 「日本人は通常“お通し”を断らないみたいだけど、メンツ重視だから断れないのではないかな」と思い、「お酒をおかわりしても、“お通し”は出てこない。最初の1回だけしか出さないなら、アルコールとセットという説明はおかしいのではないか?そしてレストランでも“お通し”があった」と指摘するyangcw。「いろんなところで、こっそり“お通し”代がつけられるのかもしれない。一体どうすれば断れるのか…誰か教えてください!」と助けを求めている。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)



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