インテルMFチアゴ・モッタが22日に行われるバイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝に出場できないこととなった。UEFAが7日、同選手に2試合の出場停止処分を科すことを発表した。

T・モッタは4月28日に行われたバルセロナとのCL準決勝セカンドレグで、バルサMFセルヒオ・ブスケッツの顔面を叩いたとして、前半途中に退場となっていた。

インテルは5日のコッパ・イタリア決勝でローマを下し、今季初のタイトルを獲得したが、心配されるのが試合開始直後に負傷退場を余儀なくされたMFヴェスレイ・スナイデルのコンディションだ。7日、同選手は練習場を後にする際、イタリア『RAIスポーツ』に対し、「良くはなっているよ」とコメント。今週末のセリエA第37節・キエーヴォ戦への出場については、「分からない」と話している。

また、同じくコッパ・イタリア決勝で負傷したDFイバン・コルドバは、検査の結果、右ももの肉離れであることが分かった。同選手は少なくとも15日間の離脱になると見られている。

インテルは7日に練習を再開し、キエーヴォ戦に向けて準備を進めている。コッパ・イタリア決勝に出場した選手たちは別メニューとなり、DFルシオとスナイデルもフィジオセラピーを受けている。