今シーズン限りでバルサを退団するという噂があるエトー。しかし、本人は来季もバルサに残留しプレーを続けたい意志を明らかにした。イギリスの“Daily Mail”のインタビューに答えたエトーは、この中で次のように語った。

 「こんなすばらしいプレーをしているバルサに居て、何を変えることがあるっていうんだ。答えは当然すぐに分かることだけど、はっきりさせておくけど、移籍は考えていない。僕にとってバルサの攻撃力は世界一。こんなにすばらしい選手が揃った中でプレーできるのは光栄でしかない。今シーズン、チームに貢献できてうれしいけど、周りの選手の質の高いプレーがなければできなかったこと」と明らかにした。

 このインタビューの中でエトーはさらにメッシ、イニエスタ、チャビといった今シーズンのバルサを引っ張る選手を称賛しているが、特にメッシについては、「彼のことは50年後にも、メッシのプレーを見た事がある。彼は今までで最高の選手。と言われると思う。そのくらいの選手だよ」と絶賛している。

 エトーの残留か退団かの話は今シーズン終了後の目玉となりそうだが、最終的にクラブと本人がどういった形で合意に達するのか見ものである。

(スペイン通信)