ロッベンがレアル・マドリーで続けることはないだろう」。10日付けの“マルカ”紙がトップ紙面で報じている。R・マドリーの次期会長選に出馬するとされているフロレンティーノ・ペレス氏だが、同氏が会長に就任した場合、新たな選手獲得の資金調達のためにオランダ代表MFアリエン・ロッベンを売却するつもりのようだ。

 その理由として、1)ロッベンの売却でおよそ3000万ユーロ(約39億5500万円)の収入が見込めること、2)クリスティアーノ・ロナウドが加入した場合、ロッベンはレギュラーポジションを失うことになること、3)R・マドリーに移籍して以来、度重なるケガでロッベンは出場時間の55%も失っていること、の3つポイントを挙げている。

 来シーズンに向けて、チーム改革の準備を水面下で進めているペレス氏は、現チームから大半の選手を放出するつもりでいるようだが、チームの主力選手の一人であるロッベンも入っているということだ。

 ペレス氏は、 “銀河系集団”を作り上げるためのクラック獲得に大金をはたかなければならない。そして来シーズン、選手、監督、フロントとその顔ぶれは大きく変わりそうだ。

(スペイン通信)