前半だけで4ゴール。チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグで圧倒的な力の差を見せつけ、バイエルン・ミュンヘンに4-0と圧勝したバルサ。バルサの見せたスペクタクルなフットボールに酔いしれたのはファンだけはない。ヨーロッパの主要スポーツ紙も「信じられない」、「マジック」、「卓越」と言った言葉でバルサのフットボールを称賛している。

 英紙“ザ・ガーディアン”は、「メッシはバルサにインスピレーションを与え、バイエルンを破壊」、そして伊紙“ガゼッタ・デッロ・スポルト”は、「卓越したメッシとバルサがバイエルンを破壊した」と銘打った。また、仏紙“レキップ”もバルサの勝利を一面トップで、すばり「素晴らしい」と称え、「バルサは夢のような前半でバイエルンを粉砕した。見事!」と伝えている。

 一方、大敗したバイエルンに対しドイツ紙“ビルト”は、「バルセロナでの恥ずべき夜」、「クリンシー(クリンスマン)はクビ?」とタイトルを付け、痛烈に批判した。

 ドイツでの2ndレグを前に圧巻のパフォーマンスで圧倒的なアドバンテージを得たバルサだが、アウェイでどのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。

(スペイン通信)