オリンピック・リヨンとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦で2ゴールをマークし、CL通算50ゴールに達したバルサのFWティエリ・アンリ。次なる挑戦は、自身初となるCLのタイトル獲得である。1998年ワールドカップ、2000年欧州選手権と2つのビッグタイトルを獲得してきたアンリにとってCLは唯一欠けているビッグタイトルであり、手にしたいタイトルだ。

「チャンピオンズリーグのタイトルを獲得したい。まだ一度も手にしていないタイトルだし、欲しくてたまらない」。英紙“ミラー”にCL制覇への思いを語ったアンリ。

「ハイレベルの大会ではどのライバルも非常に手強い」と説明するアンリは、バイエルン・ミュンヘンにはルカ・トーニ、シュバインシュタイガー、特にアンリ自身が“バイエルンのメッシ”と評するリベリといった非常に危険な選手が揃っているとも。リベリについては「スペースがなくてもすごいことをやってのけるし、バルサ、R・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、世界のどんなクラブにも大きなダメージを与えることができる偉大な選手だ」と称賛し、警戒している。

 唯一手にしていないビッグタイトル獲得に向けたアンリの挑戦。まずはバイエルン・ミュンヘンという壁をクリアしなければならない。

(スペイン通信)