リーガ第29節、対バジャドリー相手にエトーのゴールで0−1の勝利を飾ったバルサ。試合は前半からバルサがボールを支配し、ゲームをコントロール。バジャドリーは前からの早いプレッシャーでバルサが後ろからビルドアップするのを防ごうと試みた。苦しんだバルサだったがチャビのパスをエトーが落ち着いてループシュート。頼れるエースの活躍でバルサが貴重な一勝をもぎ取った。

 週中にCL対バイエルン・ミュンヘン戦を迎えるバルサ。ハードスケジュールの始まりだ。5月27日にローマで行われるCL決勝戦まで進んだとするとなんと8週間で16試合をこなさなければいけない計算となる。3日に一試合という厳しい日程がバルサには待っているのだ。

 唯一バルサ選手が休めるのが20日にUEFA杯決勝が行われる5月18日〜24日の週だけになりそうだ。今シーズンは3冠を狙うバルサにとってはどうしても避けられないことではあるが、グアルディオラ監督の手腕が問われるところだ。効率の良い選手ローテーションをしてしかも結果を残さなければいけない。念願の3冠を目指しバルサの本当の戦いがこれから始まる。

(スペイン通信)