インタビュー：森理世がＥＸＩＬＥに熱烈ラブコール！

――その妄想を現実にしてしまったわけですが、その基になった美ぼうを保つ秘訣を具体的に教えていただけますか。

森：体型維持の場合は、ダンスですね。４歳からやってきたダンス。中心線をとれると、真ん中に筋肉がしっかり立つことによって、姿勢もよくなりますし、女性らしいカーブというか、ウエストがキュッてくびれて、背中の反れるようなラインが養えます。汗を流すことも心と体にいいので、できる限り体は動かすように心掛けています。

――ダンスの種類は？

森：ジャズダンスとクラシックバレエです。

――毎日やっているんですか？

森：高校から、カナダのバレエ学校にいたんですけど、１日８時間、毎日、土曜日も。１０代は、本当にハードな毎日を送っていました。しかも、高校が終わった後に。カナダの学校は日本の学校と違って、単位を取ったら終わりなんですが、私はお昼の１２時までに高校の授業を終わらせて、１２時から夜の７時まで、バレエ学校に行っていました。そういう面でも、精神的に鍛えられていたので、ミス・ユニバースの仕事をやっている時も、ちょっとのことでは動じませんでした。あの時代があったからミス・ユニバースになれたというのもあると思います。

――そのほか、食事の面では？

森：食事の面では、自分に制限をしないことですね。

――じゃあ、食べたいものを食べる？

森：食べたければ、食べる。食べたくなければ、食べないっていう。体に耳を傾ける。例えば甘いものが食べたかったら、きっと体が糖分を欲しがっているので、しょっぱいものが食べたかったら、きっと塩分が不足しているんだろうな、とか。そういう風に考えていています。でも、お菓子を食べ過ぎないとか、健康に害を及ぼすような食生活はしないようにしています。最低限の話ですけれど、それ以外は好きなものを食べてますよね。自分が好きな食べ物も日本食なので、多分それもあって自然と健康的な食事になっていると思います。私は、お味噌汁とお米があれば幸せですよ。

――ポテトチップスを食べたり、コーラを飲んだりすることはありますか？

森：飲みますし食べますけど、毎日ではないですね。きっとダイエットに専念しすぎると、リバウンドして余計食べたいし、飲みたいですよね。食べたかったら、その時思う存分食べる。そうすると飽きるから、しばらくいらなくなると思うんです。体に悪いって言われているものは、度を超えると無意識のうちに体が拒否すると思うので、あんまり食事に対してストレスは感じたことがないです。「食＝生きる」と思っているので。やっぱり生命力を保つためには、いいものをたくさん食べることですね。

――お酒は飲みますか？

森：お酒は苦手じゃないですけど、自分から飲もうって思うタイプではなく、その場にあったら頂く感じです。ミス・ユニバース時代に、海外でシャンパンを飲む席や、テキーラをショットで飲むっていう場面もありましたが、やっぱり、すぐ赤くなってしまうし、眠くなったり、体が受け付けないっていうのを知っているので、無理はしないです。

――最後に、２００９ ミス・ユニバース・ジャパンの応募が１０月１７日に締め切りになりますが、これからミス・ユニバースを目指したいと思っている皆さんへ、メッセージをお願いします。

森：私にできたので、あなたにもできる。この一言だけですね。私は生まれながらのミス・ユニバースではなく、自分で掴んだミス・ユニバース。周りの方に発掘されたミス・ユニバースなので、それまでは普通の女の子として、育ってきました。今も自分は普通の人間だと思っているので、この自分にできたんだから、みんな平等にミス・ユニバースになるチャンスがあると思います。だから、最初っから自分にはできないと言って、自分にリミットを付けないことですね。自分の天井は、いつでも開けておく。いつでも上に行けるように。やっぱり私にできたんだから、あなたにも必ずできる、その一言だけです。

――分かりました、ありがとうございます。

森：ありがとうございました。

――ほんとにＥＸＩＬＥさんが好きなんですね。

森：弟がすごい呆れていました。

――そんなに？

森：「お姉ちゃん、なんでこの年になって、中学生みたいにはしゃいでいるの？」って。分かってくれよ弟、この気持ち（笑）。


■プロフィール
森　理世（もり りよ）
　１９８６年生まれ、静岡県出身。身長１７５センチ。４歳からダンスを始め、高校からカナダへ留学。カナダのバレエスクールに合格し、学業の傍ら ダンス教師課程を専攻。２００７ ミス・ユニバース・ジャパンに応募。２００７年度の日本代表として選出され、その年の世界大会で、日本代表としては４８年ぶりの第１位に輝く。０８年７月、ベトナム、ニャチャンで開催された２００８ ミス・ユニバース世界大会にて、２００８ ミス・ユニバースのDayana Mendozaに任期のバトンを渡した。

・森理世 - 公式サイト
・「ミス・ユニバース・ジャパン」公式モバイルサイト