麻木久仁子さん、“還暦女子の野望”を告白 シニア世代が「第2の人生を彩る場所」を作りたい!
タレントで国際薬膳師の麻木久仁子さん。48歳で脳梗塞、50歳で乳がんを経験したことから「食」や「健康」への関心を深め、50代は薬膳と東洋医学を学び、国際薬膳師、国際中医師の資格を取得した。
そして、還暦を迎えたタイミングで「いつかやろう」ではなく「今やろう」と決意し、2023年4月に自分の好きな科目を選択できる「選科履修生」として放送大学に入学している。

放送大学での学びは、「食」や「健康」をテーマとする科目の履修から始まり、自身の興味が広がる中で、「社会」「法律」「家族や地域などのコミュニティ」「人生100年時代をどう生きるか」などを掘り下げる科目を履修したという。
2026年1学期(4月スタート)には、「生涯学習支援の理論と実践」「災害社会学」「社会学概論」「都市と地域の社会学」「『方丈記』と『徒然草』」「生涯学習を考える」の6つの科目を選択し、高い評価で単位を取得できたという。
さらに、「生涯学習支援の理論と実践」「生涯学習を考える」という生涯学習をテーマにした科目を2つ選択。放送大学に入学し、「何のために学ぶのですか?」と聞かれるそう。麻木さんは「楽しいよ」と答えるとのことだが、同時に「シニア世代は何のために学ぶのだろう」と考えてしまうという。そこで、「何のために学ぶのかをもっと言語化したい」と、生涯学習について学んだ。
10月から始まる2026年2学期には、「ライフサイクルの心理臨床」「社会・集団・家族心理学」「レジリエンスの科学」「現代国際社会と有機農業」「暮らしに役立つバイオサイエンス」の5科目を受講するそう。

そうした学びを活かして、麻木さんがこの春から始めたのがTBS Podcast「麻木久仁子の薬膳のある暮らし~心と体、ちょっと良い感じ~」(2026年3月スタート)だ。「昨日よりちょっといい今日へ。今日よりちょっといい明日へ。人生100年時代をしなやかに、丁寧に生きるための、あたたかな学びとつながりの場」をテーマに、薬膳で学んだレシピや、自由な時間を楽しむためのメンタルの整え方などを紹介している。
Podcastは、番組を初めてからリアルなイベントを開催できるようになるまで、3~4年かかるのが普通なのだそう。ただ、麻木さんは、同じ思いを持った仲間が集まる場所としてコツコツ育てていきたいという。
そして、還暦を迎えたタイミングで「いつかやろう」ではなく「今やろう」と決意し、2023年4月に自分の好きな科目を選択できる「選科履修生」として放送大学に入学している。
学ぶことの喜びは、実利とは別にある…「生涯学習」を学んだことの発見
放送大学での学びは、「食」や「健康」をテーマとする科目の履修から始まり、自身の興味が広がる中で、「社会」「法律」「家族や地域などのコミュニティ」「人生100年時代をどう生きるか」などを掘り下げる科目を履修したという。
「天変地異がなくても、シニア世代に入った私は年齢的にいつ病気になったり、何かあったとしてもおかしくないと思っています。そのような不安を抱えて生活している中、『方丈記』を学び、個人の力ではどうしようもないことに直面したとき、一人の人間として、どう受け止め、どう乗り越えていったらよいのだろうということを考えました」
2026年1学期(4月スタート)には、「生涯学習支援の理論と実践」「災害社会学」「社会学概論」「都市と地域の社会学」「『方丈記』と『徒然草』」「生涯学習を考える」の6つの科目を選択し、高い評価で単位を取得できたという。
「『方丈記』はすごく大きなお屋敷に住んでいた人が方丈の庵に移り住む話なのですが、それも一つの断捨離だなと思い、私も断捨離を始めました。『災害社会学』と「『方丈記』と『徒然草』」は、くしくも今の日本の現状とも、『人生100年時代をどう生きるか』という私のテーマともリンクしていて、2026年1学期はすごく面白い体験をすることができました」
さらに、「生涯学習支援の理論と実践」「生涯学習を考える」という生涯学習をテーマにした科目を2つ選択。放送大学に入学し、「何のために学ぶのですか?」と聞かれるそう。麻木さんは「楽しいよ」と答えるとのことだが、同時に「シニア世代は何のために学ぶのだろう」と考えてしまうという。そこで、「何のために学ぶのかをもっと言語化したい」と、生涯学習について学んだ。
「どんな形であれ、『まだ私はできる』『昨日よりも上手になった私がいる』『昨日よりも視野の広がった自分がいる』と感じられることの喜びは、実利とは別にあるなと思いました。子育てを終え、定年退職した後に何を考えるかというと、『これからの自分自身の人生をどう彩っていくのか』という自己実現だと思ったのですね」
「学ぶことで喜びを感じるようになり、学んだことによってボランティア活動を始めたり、もう一度働き始めたりなど社会貢献につながっていけば、まだまだ自分を活かせると思います。そう考えたときに『何のために学ぶのか?』ということに対して、何かが見えてきたように感じました」
10月から始まる2026年2学期には、「ライフサイクルの心理臨床」「社会・集団・家族心理学」「レジリエンスの科学」「現代国際社会と有機農業」「暮らしに役立つバイオサイエンス」の5科目を受講するそう。
「心理に関する2つと、食に関する2つは同時に学んだ方がいいと思いましたし、レジリエンス(=回復力・適応力・循環力など)に関する科目も、私自身が持っている不安や、災害が多発している現在の日本の状況とリンクすると思いますので、今、学びたいと感じました」
学びを活かして始めたPodcast 芽生えた「還暦女子の野望」
そうした学びを活かして、麻木さんがこの春から始めたのがTBS Podcast「麻木久仁子の薬膳のある暮らし~心と体、ちょっと良い感じ~」(2026年3月スタート)だ。「昨日よりちょっといい今日へ。今日よりちょっといい明日へ。人生100年時代をしなやかに、丁寧に生きるための、あたたかな学びとつながりの場」をテーマに、薬膳で学んだレシピや、自由な時間を楽しむためのメンタルの整え方などを紹介している。
「今、漠然と考えていることがあるのですが、私と同じように生涯学習に取り組んでいる人たちが、自己実現欲求みたいなものを持ち寄って、Podcastから飛び出して、リアルにみんなで集まることができるプラットフォームみたいなものを作ることができたらいいなと思っています。Podcastには同じ興味を持った人たちが集まるので、Podcastをキッカケにコミュニティを作ることができるのではないかと思っていますし、そうすることで、私も放送大学で学んだことを社会に還元できるのかもしれないと感じています」
Podcastは、番組を初めてからリアルなイベントを開催できるようになるまで、3~4年かかるのが普通なのだそう。ただ、麻木さんは、同じ思いを持った仲間が集まる場所としてコツコツ育てていきたいという。
「いつか、シニア世代の人たちが『学び』を喜びとし、第2の人生を豊かに彩っていけるためのリアルなプラットフォームを作ってみたいです。放送大学に入学しなかったら、そんなことは思いもつかなかったと思いますが、それが、放送大学で3年半学んできた還暦女子の野望です(笑)」
