ニデック

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 モーター大手ニデックがカンボジアの工場の生産を10月22日に終了し、同国での生産から撤退することがわかった。

 タイとカンボジアの国境紛争の収束が見込めず、生産の継続が困難と判断した。

 工場は2012年3月、タイとの国境地帯に位置するカンボジア北西部ポイペトに設立され、ハードディスク向け小型モーターの部品などを生産してきた。

 製品は同社のタイの拠点に出荷していたが、25年5月に国境地帯で紛争が勃発して以降、タイとカンボジアの国境が封鎖され、陸上輸送ができなくなった。両国は非難の応酬を続け、国境封鎖が長期化する様相を呈しており、カンボジアの生産子会社の閉鎖に踏み切る。

 ニデックは会計や品質を巡る不祥事に揺れ、事業構造改革を進めている。同社はカンボジア工場の閉鎖について「代替生産の準備をしており、業績への大きな影響はない」としている。