大谷翔平(C)ロイター/Imagn Images

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 ドジャースがピリッとしない。

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 トレード期限直前の日本時間2日にサイ・ヤング賞左腕のスクーバル(29)を獲得したものの、それ以降の14試合は5勝9敗。12日には負傷者リスト(IL)入りしていた同じくサイ・ヤング賞左腕のスネル(33)が復帰したけれども、状況は変わらない。その間、スクーバルは2試合、スネルは1試合に投げて、いずれも勝ち星がない。

 16日は11勝をマークしているロブレスキー(26)が、メジャー最高勝率(.613)のブルワーズ打線に6回4失点と打ち込まれた。7月30日にILから戦列復帰した抑えのディアス(32)を筆頭にリリーフ陣が精彩を欠き、試合をひっくり返されるケースも目立つ。

 そんな現状に、投手復帰を期待されているのが大谷翔平(32)だ。首脳陣は大谷に対して何より打撃を求めているが、投げる方にも期待せざるを得ないのが実情か。

 15日は7月23日以来、23日ぶりにブルペン投球を再開。「全球種を投げて、彼自身、好感触を得ていた。あと数回、ブルペンで投げてからライブBPを行い、メジャー登板することになるだろう。次にブルペンで投げて問題がないようならば、大きな山は越えたと言えるのではないか」とロバーツ監督は言う。

 16日の大谷は常時160キロ以上のストレートを投げる怪物右腕のミジオロウスキー(24)と対戦。2点を追う三回2死一塁から161.4キロの速球を右翼線に運ぶ適時三塁打を放った。ドジャースの唯一の得点をたたき出したのは大谷のバットだった。

「最初の4球がすべて104マイル(約167キロ)というのはこれまで見たことがない。彼は間違いなく野球界で最高の投手のひとりだ」

 試合後のロバーツ監督はミジオロウスキーに関してこう言ったが、そのミジオロウスキーに一矢報いたのが大谷。首脳陣が最も期待する打撃で結果を出しながら、なおかつ今度は投手としても結果を求められることになりそうな雲行き。大谷の体が悲鳴を上げないか、不安視する声は少なくない。

 その大谷は17日のブルワーズ戦で4打数1安打。初回に右前打を放ったが八回、1死一、三塁の好機に二ゴロ併殺に倒れた。