ドジャース・大谷翔平(提供・共同通信社)

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 「ドジャース6−5ロイヤルズ」(10日、ロサンゼルス)

 破れたユニホームの尻と、左膝にべっとりとついた泥が走塁の激しさを証明していた。同点の七回。ドジャース大谷翔平が先頭で中前打を放って攻撃の口火を切り、次打者の打席で二盗を成功させた。

 得点機。フリーマンの打球が右前へ落ちるのを見て一気に生還。痛めている左膝を折り曲げて滑り込み、勝ち越し点を挙げた。盗塁は左膝への負担を軽減させるためのシャッフルからスタートを切っている。盗塁成功は5月16日・エンゼルス戦以来、3カ月ぶり。フリーマンが「ショウヘイの盗塁は本当に大きかった」と称えた足技だった。

 3点を追う三回、無死二塁の好機には右中間へ適時二塁打。ここでもフリーマンの適時打で三塁を蹴って得点した。4戦ぶり37度目のマルチ安打で1打点、2得点の活躍。ロバーツ監督は「いい走塁だった。本当にいい試合をしていた。バットも良く振れていた」と賛辞を送った。

 ナ・リーグ西地区首位を堅守しているものの、直近10戦は2勝8敗と精彩を欠くチーム。本拠地を埋めた5万1799人を熱狂させた逆転勝利で負の連鎖を断ち切った。