NFLデビュー目指す松澤寛政 レイダーズが近況報告 8年目ベテランと一騎打ち「もの凄い争いになる」
NFLレイダーズが17日(日本時間18日)、ドラフト外契約を結んだキッカー松澤寛政(27)をめぐるキッカーのレギュラー争いを公式サイトで伝えた。
現在、8月のレギュラーシーズン開幕に向け、キャンプの真っ最中。接戦で特に存在が際立つキッカーは、昨季フィールドゴール(FG)成功率81.5%に終わったダニエル・カールソンと契約延長をせず、松澤とフリーエージェントで加入したプロ8年目のマット・ゲイがしのぎを削っている。「見応えと娯楽性を兼ね備えたポジション争いを繰り広げることになる」と予測した。
日本人初のNFLデビューを目指す松澤。サイトでは「松澤寛政の背番号が入ったジャージーが、彼がオールアメリカン(全米選抜)に選ばれたハワイや、彼の母国・日本で飛ぶように売れる様子を想像してみてほしい」とあおった。
高校時代はサッカー選手で、米国旅行中にアメリカンフットボールの魅力を知った松澤。YouTube動画でキッキング技術を学び、公園で練習を続けたという異色選手だ。それでも、ハワイ大では昨シーズン、FG29本のうち27本を成功。ポイントアフターTDは40本すべてを決めた。正確無比なキックから、“トーキョー・トー(東京のつま先)”の異名を持つ。
レギュラー争いでは、ゲイが松澤にアドバイスをすることもあるという。キッキングチームを担当するデカミリス・スペシャルチーム・コーディネーターは「ベテラン選手が、ポジション争いをしている状況で、これほど多くのことをしてくれるのは素晴らしい」と、2人の関係性を説明。「もの凄い争いになるだろう」と、行く末を見守る姿勢を見せた。
松澤はミニキャンプで、60ヤードの超ロングFGを2本も決めているという。デカミリス・コーディネーターは「彼がマットと競い合って、我々が最高の選手を選べることを願っている」と、松澤のさらなる成長に期待を寄せている。

