8日、英国の米軍基地で新型の大統領専用機に乗り換えるトランプ米大統領=ロイター

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 【ワシントン=阿部真司】米国のトランプ大統領は8日に訪問先のトルコを出発する際、新たな大統領専用機(エアフォース・ワン)ではなく、旧型の専用機を使用した。

 新型機に安全保障上の懸念があり、イランとの軍事衝突が再燃する中、イランの攻撃を警戒したとの見方が出ている。

 トランプ氏は旧型機でトルコを出発後、経由地の英国の米軍基地で新型機に乗り換えた。機内で記者団から、イランの攻撃を受ける可能性について尋ねられると、「そういうこともあるだろう。彼らは常軌を逸している」と語った。

 8日にトルコで行った記者会見では、新型機の安全性について問われたが直接は答えず、「私はイラン暗殺リストのトップだ。気にしない。仕事をこなすだけだ」と述べていた。

 AP通信は、新型機は旧型機に搭載されているミサイル攻撃に対する防衛機能を備えていないと指摘した。イラントルコを射程に収めるミサイルや無人機を保有しているとされる。

 新型機はカタールから寄贈されたジャンボジェット機を米側で改修し、今月1日に初飛行を行った。トランプ氏は米国からトルコへの移動に新型機を使用した。外国訪問で使用するのは今回が初めてだった。