JTが提案する北欧発「煙・においなし」「火を使わない」たばこ…「ノルディックスピリット」が可能にする新しい喫煙習慣
日本たばこ産業株式会社(JT)は2026年3月3日、日本市場において新ブランドとなるリフレッシュパウチ「ノルディックスピリット」の販売開始を発表しました。火を使わず、煙もにおいも出ない「オーラルたばこ」の一種で、従来の喫煙文化に新しい風をもたらすことが期待されています。3月3日よりオンラインで先行発売されているほか、4月6日より全国のセブンーイレブン、ローソン、NewDaysにて順次発売されます。
「ノルディックスピリット」がひらく新しい可能性
「ノルディックスピリット」は「オーラルたばこ」のなかでも「モダンオーラル」というカテゴリに属す商品。植物由来の繊維をベースとした白色のパウチを口に含むだけで、贅沢な味わいと心地よい刺激が約30分間持続します。モダンオーラル発祥の地であるスウェーデン製であり、素材や製法にこだわった高品質な仕上がりとなっています。
両手をふさぐこともなく、煙もにおいもないため、仕事や移動中など、場所を選ばずにリフレッシュが可能です。植物由来の繊維をベースとし、そこにたばこ葉由来のニコチンを加えているため、使用中に唾液が着色することもなく、フレーバーのクリアな風味を楽しめることも大きな利点となっています。
発売ラインナップは、弾ける奥深い甘さの「コーラフィズ・ミディアム」と、濃厚で甘酸っぱい「ベリーミックス・ミディアム」の2種類で、いずれも1缶14パウチ入り500円で提供されます。
世界で急速に拡大するモダンオーラル市場
現在、モダンオーラル市場はグローバル規模で急速な拡大を見せています。JTの調査によれば、2020年から2024年にかけての年平均成長率は約53%に達しており、今後も2035年にかけて年平均10%の成長が予測される、たばこ業界で最も勢いのあるカテゴリの一つです。
展開マーケット数も、2024年1月の38カ国から、2025年12月には57カ国へと拡大する見込みとなっています。先行するイギリス市場では、2020年の展開当初はじわじわとした伸びであったものの、ここ2年ほどは急速に市場規模を広げています。
日本市場に眠る巨大な潜在ニーズ
日本においても、モダンオーラルが普及する土壌は十分に整っています。JTの国内調査によると、既存の喫煙者のうち約4割、人数にして約600万人がオーラル商品の使用に関心があるとみられています。
この背景には、喫煙可能な場所が減少し、また受動喫煙対策への関心も寄せられるなかで、移動中やデスクワーク中など吸いたくても吸えない場面でのリフレッシュ需要が極めて高くなっていることがあると考えられています。また、喫煙者の約6割が喫煙によって集中が途切れると感じています。これは喫煙所へ移動する必要があることや、片手をふさがれることで作業を中断せざるを得ないことが理由です。
ハンズフリーで移動不要なモダンオーラルはこの課題を解決し、喫煙により自由な選択肢をもたらすことが期待されています。成長指数で見ると、日本におけるモダンオーラルへの関心は2022年を100%とした場合、2025年には815%にまで跳ね上がると予測されており、爆発的な普及の可能性を秘めています。
シチュエーションによって自由に使い分け
モダンオーラル発祥の地であるスウェーデンでは紙巻たばこの代替として、モダンオーラル製品が広く普及しているといいます。実際に現地を視察した、JTたばこ事業本部 RRP商品企画統括部長の山口顕氏は「モダンオーラル製品を街中のいたるところで見かけました。生活に深く根付き、支持されていることを感じました」と話します。一方で、イギリスなどの他市場では紙巻や加熱式たばことの併用が進んでいます。(以下、「」内は山口氏の発言)
日本での展開について山口氏は「お客様それぞれの嗜好に合わせて、常に最適な商品が選べる状態を作りたい。紙巻、加熱式、そしてオーラル。シチュエーションによって、これらを自由に使い分けていただける状況をつくるのが理想です」と語りました。
「たばこを吸いたいけど我慢してイライラしたり、喫煙所へ行くために集中を途切れさせたり……喫煙者の方なら誰しも経験があるでしょう。この商品はハンズフリーで煙もにおいも出ないので、今やっていることを止めずに、場所を選ばずにリフレッシュができる。日常のなかのちょっとしたストレスや不便を軽減する手段になれば良いな、と思っています」
ガムやタブレットに代わる新しいリフレッシュ手段としての成長も見込まれています。
「『ベリーミックス・ミディアム』は加熱式たばこでも人気のあるベリーを使用した手に取りやすいフレーバーですが、『コーラフィズ・ミディアム』は今までのたばこにはない、非常に斬新なフレーバーになっています。この製品自体が今までのたばこ製品とはまったく違う、新しい概念をもたらしてくれるようなものですので、このような2種類を用意しました。今後は折を見て、新しいフレーバーも投入していく予定です」
吸えないときにもリフレッシュ
JTは「ノルディックスピリット」の発売を皮切りに、モダンオーラルという新カテゴリを国内に根付かせるための大規模な施策を展開します。
まずカテゴリ自体の認知を拡大するため、ブランドサイトで「お試しモニター」を募集、5月からは対象となるたばこ販売店でも全国100万人規模の無料サンプリングキャンペーンを実施する予定です。さらに、空港など使用シーンにあった喫煙所での商品サンプリングを通して、従来たばこが吸えなかった場面における新しいリフレッシュ習慣を提案します。
「お客様の多様なニーズに応え、より豊かなリフレッシュ体験を提供することはJTのパーパスでもあります。飛行機や電車の中、ホテルの連泊時など、これまで吸いたくても吸えなかった場面において、この『ノルディックスピリット』が皆さまの新しい頼もしいパートナーとなることを確信しています。吸えないときも、リフレッシュ。そして集中がつづく。そんな新しい日常を、ぜひ体感してください 」
