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 全日本柔道連盟は11日、全日本選抜体重別選手権(4月4〜5日、福岡国際センター)の組み合わせを発表した。世界選手権(10月、アゼルバイジャン・バクー)の最終選考も兼ねる今大会。既に代表内定が決まっている男女計9人(男子66キロ級・武岡毅、阿部一二三、81キロ級・老野祐平、90キロ級・村尾三四郎、田嶋剛希、100キロ級・新井道大、女子52キロ級・阿部詩、63キロ級・嘉重春樺、70キロ級・田中志歩)はいずれもエントリーしなかった。

 男子は全7階級のうち4階級で2枠目も含めて既に代表が決まっており、決まっていないのは60キロ級、73キロ級、100キロ超級の3階級。60キロ級は、昨年世界選手権覇者の永山竜樹(29=パーク24)が第1シード。昨年のグランドスラム(GS)東京大会優勝の近藤隼斗(24=パーク24)と同2位の中村太樹(23=JESエレベーター)はともに初戦を勝てば準決勝で対戦する。

 73キロ級は、昨年世界選手権3位の石原樹(24=JESエレベーター)が第1シード。昨年GS東京優勝の田中龍雅(21=筑波大3年)、同2位の木原慧登(20=東海大2年)、同3位の内村秀資(25=自衛隊)の4人が均等に分かれる組み合わせとなった。

 100キロ超級は、昨年のGS東京と今年のGSパリでともに2位の太田彪雅(28=旭化成)が第1シード。GSパリの決勝で太田を破って優勝した中野寛太(25=旭化成)は、昨年の全日本選手権覇者の香川大吾(29=ALSOK)と1回戦で対戦する。

 女子は3階級で代表内定済みだが、同時派遣の階級が決まっていないため全選手に世界選手権出場の可能性がある状況。48キロ級は、GS東京優勝の古賀若菜(24=JR東日本)が第1シード。同2位の吉野紗千代(20=帝京大2年)と同3位の原田瑞希(22=日大4年)は、ともに初戦を勝てば準決勝で対戦する。

 52キロ級は、GSタシケント優勝の藤城心(24=三井住友海上)が第1シード。GS東京2位の坪根菜々子(26=自衛隊)、昨年世界選手権5位の大森生純(25=JR東日本)、今月6日のグランプリ・リンツ大会優勝で今大会最年少の大井彩蓮(滋賀・比叡山高3年、日大進学予定)も出場する。既に代表に内定している阿部詩が出場しない中、し烈な2番手争いが繰り広げられそうだ。

 57キロ級は、昨年世界選手権2位の玉置桃(31=三井住友海上)が第1シード。反対側のブロックでは、GS東京の決勝で玉置を破って優勝した大森朱莉(23=JR東日本)がパリ五輪銅メダルの舟久保遥香(27=三井住友海上)と1回戦で激突する。また、GSタシケント2位の白金未桜(20=筑波大2年)やグランプリ・リンツ大会優勝の高野綺海(28=日本エースサポート)もエントリーしており、混戦が予想される。

 78キロ超級は、昨年世界選手権2位の新井万央(22=日体大4年)が第1シード。GS東京3位の冨田若春()、GSタシケント優勝の素根輝(25=パーク24)、同3位の藤井瑠璃(25=SBC湘南美容クリニック)の4人が均等に分かれる組み合わせとなった。福岡県出身の素根が地元開催の選抜体重別に出場するのは、東京五輪で金メダルを獲得する前の2019年以来7年ぶり。今月3日のGSタシケント帰国時には「地元福岡でたくさん応援に来ていただけるので、応援を力に優勝という形でいろいろな人に恩返しできたら」と話していた。