“りくりゅう”金メダルの舞台裏に視線集中 7年間の歩みを描いた『Nスペ』視聴者の心をつかむ
●東京マラソン、五輪特番も上位に
ミラノ・コルティナ冬季五輪の興奮が冷めやらない中、テレビ視聴データにもその余韻が色濃く表れた。REVISIOが発表した、テレビ画面に視線を向けていた人の割合がわかる「注目度」の週間番組ランキング(2月23日〜3月1日)では、フィギュアスケート・ペア「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一組の金メダルまでの軌跡を追った『NHKスペシャル』が多くの視線を集めたほか、東京マラソンや五輪特番などスポーツ関連番組が上位に並んだ。

(左から)三浦璃来、木原龍一
○五輪の余韻が色濃く反映されたランキングに
2月22日のミラノ・コルティナ冬季オリンピック閉幕から間もないこの週も、五輪の余韻が色濃く反映されたランキングとなった。
中でも多くの視線を集めたのが、フィギュアスケート・ペア「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一組の金メダルまでの軌跡を追った『Nスぺ』の密着ドキュメンタリー「絆でつかんだ金メダル りくりゅう 二人の軌跡」。2年前からカナダの練習拠点にカメラを据え、2019年のペア結成から7年間の歩みを丁寧に描いた構成が視聴者の心をつかんだ。
番組ではショートプログラムでのリフト失敗から5位発進という苦境を経て、わずか1日で立て直した2人の姿が描かれた。コーチや関係者の証言も交え、フリーでの大逆転金メダルに至る舞台裏に迫っている。番組ラストでは木原選手が「生まれ変わっても璃来ちゃんとチームを組みたい」と語り、ペアとしての深い絆を印象づけていた。
一方、3月1日に行われた『東京マラソン2026』もコア視聴層9位(59.3%)にランクイン。男子ではタデセ・タケレ選手が2時間3分37秒で連覇を達成し、日本人トップの大迫傑選手と鈴木健吾選手による新旧日本記録保持者対決にも関心が集まった。冬季五輪の興奮からスポーツの春へ、視聴者の注目が自然と移り変わる1週間となっている。

コア視聴層ランキング

個人全体ランキング
○『Qさま』に幅広い世代から高い注目度
個人全体で3位、コア視聴層でも6位と、幅広い世代から高い注目度を獲得したのが、2月23日放送の『Qさま!!』3時間半スペシャル(テレビ朝日)。昨年末に11年ぶりに復活した「プレッシャーSTUDY」に加え、今回は「プレッシャーリレー」も新たに復活。祝日の夕方からという視聴しやすい放送枠も、注目度の後押しとなったのだろう。
「復活プレッシャーSTUDY東西対抗戦! 勉強関ヶ原 冬の陣SP」と題した今回は、出身地別に東軍と西軍に分かれて知力を競う構成。東軍総大将にカズレーザー、西軍総大将にロザンの宇治原史規が就き、クイズ番組ファンには見逃せない対決が実現している。
QuizKnockの東言や鶴崎修功、ACEesの那須雄登、弘中綾香アナウンサー、NMB48の安部若菜ら出演者の顔ぶれも多彩。螺旋階段のセットで早押しに挑む「プレッシャーSTUDY」では国語や社会、理科、地理と幅広いジャンルから出題され、メンバーが次々と解答をつないでいく「プレッシャーリレー」でも両軍の意地がぶつかり合った。
総大将同士の直接対決も用意されるなど、見どころの詰まった3時間半となっている。
●帰国したばかりのメダリスト10人が生出演
ミラノ・コルティナ五輪の閉会式の夜に放送された『くりぃむしちゅーの!THE★レジェンド』(日本テレビ)の今回の企画は、「世界を魅了した日本のメダリスト TOP15」。現地イタリアで取材した海外記者123人への直撃調査をもとに、カウントダウン形式でランキングを発表するという内容だ。日本国内の評価ではなく、海外記者の目線で日本選手や、熱狂の舞台裏を見つめ直すという切り口が新鮮だった。
スタジオには帰国したばかりのメダリスト10人が生出演。スノーボードの村瀬心椛、ハーフパイプの戸塚優斗、モーグルの堀島行真、スキージャンプの小林陵侑ら、大会を彩った競技のメダリストたちが顔をそろえた。高木美帆&菜那姉妹の五輪ヒストリーなど、VTRでは競技の裏の様子や大会に向けての葛藤にも迫っている。
さらに、ミラノで10日間にわたって現地取材を続けた櫻井翔が、帰国直後にスペシャルキャスターとして生出演。その過密スケジュールも話題を呼んだ。
金5、銀7、銅12の計24個という冬季五輪史上最多のメダルを獲得した日本代表の軌跡を振り返る特番が、注目度でも健闘している。

REVISIO 独自開発した人体認識センサー搭載の調査機器を一般家庭のテレビに設置し、「テレビの前にいる人は誰で、その人が画面をきちんと見ているか」がわかる視聴データを取得。広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントに視聴分析サービスを提供している。本記事で使用した指標「注目度」は、テレビの前にいる人のうち、画面に視線を向けていた人の割合を表したもので、シーンにくぎづけになっている度合いを示す。 この著者の記事一覧はこちら
ミラノ・コルティナ冬季五輪の興奮が冷めやらない中、テレビ視聴データにもその余韻が色濃く表れた。REVISIOが発表した、テレビ画面に視線を向けていた人の割合がわかる「注目度」の週間番組ランキング(2月23日〜3月1日)では、フィギュアスケート・ペア「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一組の金メダルまでの軌跡を追った『NHKスペシャル』が多くの視線を集めたほか、東京マラソンや五輪特番などスポーツ関連番組が上位に並んだ。

○五輪の余韻が色濃く反映されたランキングに
2月22日のミラノ・コルティナ冬季オリンピック閉幕から間もないこの週も、五輪の余韻が色濃く反映されたランキングとなった。
中でも多くの視線を集めたのが、フィギュアスケート・ペア「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一組の金メダルまでの軌跡を追った『Nスぺ』の密着ドキュメンタリー「絆でつかんだ金メダル りくりゅう 二人の軌跡」。2年前からカナダの練習拠点にカメラを据え、2019年のペア結成から7年間の歩みを丁寧に描いた構成が視聴者の心をつかんだ。
番組ではショートプログラムでのリフト失敗から5位発進という苦境を経て、わずか1日で立て直した2人の姿が描かれた。コーチや関係者の証言も交え、フリーでの大逆転金メダルに至る舞台裏に迫っている。番組ラストでは木原選手が「生まれ変わっても璃来ちゃんとチームを組みたい」と語り、ペアとしての深い絆を印象づけていた。
一方、3月1日に行われた『東京マラソン2026』もコア視聴層9位(59.3%)にランクイン。男子ではタデセ・タケレ選手が2時間3分37秒で連覇を達成し、日本人トップの大迫傑選手と鈴木健吾選手による新旧日本記録保持者対決にも関心が集まった。冬季五輪の興奮からスポーツの春へ、視聴者の注目が自然と移り変わる1週間となっている。


○『Qさま』に幅広い世代から高い注目度
個人全体で3位、コア視聴層でも6位と、幅広い世代から高い注目度を獲得したのが、2月23日放送の『Qさま!!』3時間半スペシャル(テレビ朝日)。昨年末に11年ぶりに復活した「プレッシャーSTUDY」に加え、今回は「プレッシャーリレー」も新たに復活。祝日の夕方からという視聴しやすい放送枠も、注目度の後押しとなったのだろう。
「復活プレッシャーSTUDY東西対抗戦! 勉強関ヶ原 冬の陣SP」と題した今回は、出身地別に東軍と西軍に分かれて知力を競う構成。東軍総大将にカズレーザー、西軍総大将にロザンの宇治原史規が就き、クイズ番組ファンには見逃せない対決が実現している。
QuizKnockの東言や鶴崎修功、ACEesの那須雄登、弘中綾香アナウンサー、NMB48の安部若菜ら出演者の顔ぶれも多彩。螺旋階段のセットで早押しに挑む「プレッシャーSTUDY」では国語や社会、理科、地理と幅広いジャンルから出題され、メンバーが次々と解答をつないでいく「プレッシャーリレー」でも両軍の意地がぶつかり合った。
総大将同士の直接対決も用意されるなど、見どころの詰まった3時間半となっている。
●帰国したばかりのメダリスト10人が生出演
ミラノ・コルティナ五輪の閉会式の夜に放送された『くりぃむしちゅーの!THE★レジェンド』(日本テレビ)の今回の企画は、「世界を魅了した日本のメダリスト TOP15」。現地イタリアで取材した海外記者123人への直撃調査をもとに、カウントダウン形式でランキングを発表するという内容だ。日本国内の評価ではなく、海外記者の目線で日本選手や、熱狂の舞台裏を見つめ直すという切り口が新鮮だった。
スタジオには帰国したばかりのメダリスト10人が生出演。スノーボードの村瀬心椛、ハーフパイプの戸塚優斗、モーグルの堀島行真、スキージャンプの小林陵侑ら、大会を彩った競技のメダリストたちが顔をそろえた。高木美帆&菜那姉妹の五輪ヒストリーなど、VTRでは競技の裏の様子や大会に向けての葛藤にも迫っている。
さらに、ミラノで10日間にわたって現地取材を続けた櫻井翔が、帰国直後にスペシャルキャスターとして生出演。その過密スケジュールも話題を呼んだ。
金5、銀7、銅12の計24個という冬季五輪史上最多のメダルを獲得した日本代表の軌跡を振り返る特番が、注目度でも健闘している。

