混迷の中東情勢 熊本のガソリンスタンド「先が見通せない」「早期終結、これだけ」
仕入れ値 10円弱上がる
アメリカとイスラエルによるイラン攻撃をきっかけに、中東情勢が緊迫しています。 この火種は今、私達の生活も直撃しようとしています。
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肥後石油島崎給油所 山崎智久所長「今週・来週で仕切り(ガソリンの仕入れ値)が10円弱上がります。それをいつ店頭販売で転嫁するかは分からない」
この会社は、熊本市を中心に10か所でガソリンスタンドを展開しています。
ガソリンの店頭価格は暫定税率の廃止でいったん下がりました。
しかし現在は、円安の影響を受け、2026年1月時点と比べて2円から3円ほど上がり、さらに今週から来週にかけて仕入れ値はさらに10円弱上がるといいます。
その原因は…。
「見通せない」不安
肥後石油島崎給油所 山崎智久所長「原油を日本は海外から輸入しているので、その原油が入らなくなると価格は上がります」
緊迫度を増す中東情勢です。
アメリカとイスラエルによる攻撃を受け、イランの軍事精鋭部隊「革命防衛隊」は、ホルムズ海峡を封鎖したと主張し、通過しようとする船舶を攻撃したという情報もあります。
中東から輸入する原油の多くがこの海峡を通るため、物流が止まればガソリン価格への影響は避けられません。
今後の価格について、山崎さんは「見通せない」と話します。
肥後石油島崎給油所 山崎智久所長「見通せないのは不安材料でしかない。早期終結。これだけです」
中東をめぐる混乱は早期に終結するのでしょうか。
専門家指摘「長期化の可能性」
国際政治が専門 熊本大学 阿部悠貴准教授「長期化する可能性はあるかなと」
こう話すのは、国際政治が専門の熊本大学の阿部悠貴准教授です。
阿部教授は「そもそも国際法上、軍事力の使用が認められるのは自衛の場合と国連が許可した場合のみで、今回の攻撃はこれに当たらず、問題があるものだったのでは」と指摘します。
その上で。
国際政治が専門 熊本大学 阿部悠貴准教授「本来であれば、イランと、核兵器を開発しないとの合意ができれば、交渉が終わって次の段階に進むと思うが、交渉が上手く行っていたのに攻撃が開始されたので、じゃあ、どこに落としどころがあるのか。見つけるのは非常に難しい」
