定時帰りは「お役所仕事」と罵倒、友人の結婚式で有休使うと「公開処刑」 “鬼畜企業”を寿退社で脱出した女性
社員を使い潰すことしか考えていないようなブラック企業が、かつて数多く存在していた。令和の感覚では、さっさと辞めて転職すればいいと思うだろうが、「ここ以外に働ける場所はない」と思い込まされ、転職の機会を奪われてしまうのだ。
福岡県の40代女性(素材・化学・食品・医薬品技術職)は、かつて独身時代に勤務していた広告代理店での壮絶な体験を寄せた。
この女性曰く、そこは「トンデモ鬼畜」なブラック企業だった。週休1日が当たり前、定時に帰ろうものなら「お役所仕事」と罵倒され、残業代は出なかったそうだ。(文:天音琴葉)
「定年まで勤め上げろ」家族に理解してもらえず
残業代だけでなく、休日出勤手当ももらえなかった。さらには有給休暇も取れなかったが、それでも辞められなかった理由を次のように明かしている。
「こんな会社でも事務正社員だから頑張れ。ココ以外働けるトコはない。定年まで勤め上げろ」
と家族や親族から言われたそう。劣悪な職場環境だとしても、転職したところでどこも同じか、もっと過酷かもしれないと二の足を踏み、残る人は就職氷河期世代には多かったかもしれない。一方で辞めたかった女性は、家族を説得しようと試みた。
「いくら事務正社員でも、残業代ビタ一文貰ったこと無い」「友人の結婚式参列で有給申請したら陰口叩かれて公開処刑されかけた」
だが家族は「それくらいで音を上げるな」の一点張りだった。そんな女性に転機が訪れたのは32歳の晩夏。現在の夫と出会ったという。
「現旦那に3年後、プロポーズされた後、何もかもが変わった」
プロポーズを機に、長年縛られていた負の連鎖を断ち切る決意を固めたのだ。
年上女性からは「おめでとう」の一言もなく
秋になり、女性はついに退職願を提出した。直属の上司が不在だったため、その机の上に書類を置いてそのまま職場を後にしたが、後に無事に受理されたという。
理不尽な環境に耐え抜いた末に掴んだ幸せは、何物にも代えがたいものだったに違いない。ところが、長年溜まっていた有給を消化しようとした女性に対し、面白くない反応を見せた人物がいた。後輩の年上女性から「般若」や「鬼婆」かというほどの「物凄い表情された」という。
結局、この後輩からは「おめでとう」の一言もなく、女性は人としてどうかと思ったと当時の心境を吐露。その一方で、他の後輩たちや部長からは温かい祝福を受けたという。女性の頑張りを認めていた人はいたということだろう。
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