ABS秋田放送

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陸上自衛隊は11月5日から、“クマ対応”にあたる県内の自治体や猟友会の活動を後方支援する活動を始めました。

自衛隊側の幹部も続々と県内入りした、“異例の任務”のこれまでの経緯をまとめました。

【10月27日】
鈴木知事が自衛隊への支援を要請する方針を表明。

【10月28日】
鈴木知事が防衛省へ。小泉防衛相に要望書を手渡す。
午後には陸上自衛隊幹部が県側と面会して活動内容を協議。

<自衛隊側の出席者>
■陸上自衛隊第9師団 副師団長兼青森駐屯地司令 三浦英彦・陸将補
■東北方面総監部・防衛調整官 安田孝浩・1等陸佐
■第21普通科連隊長 兼秋田駐屯地司令 清田裕幸・1等陸佐
■第21普通科連隊本部 第3科長 青柳秀和・2等陸佐

【10月30日】
秋田駐屯地内で隊員たちが、県や猟友会とともに“クマ対応訓練”を初めて実施。

【11月5日】
陸上自衛隊と県が、活動内容に関する協定書に署名。
陸自内では最高クラスの階級、「陸将」であり、北東北3県を統括する第9師団の松永康則師団長が県庁を訪問。
午後からは、鹿角市内で最初の活動を開始。
現地では、捕獲用のおりの運搬や設置を支援。
活動2日目には自衛隊所有のドローンを使い、クマの居場所を特定する作業も初めて実施。

【11月11日】
北秋田市でも活動を開始。
市内では小型の重機を使い、捕獲・駆除したクマを土の中に埋める作業を初めて実施。

【11月12日】
第9師団・松永師団長が鹿角市を訪れ、約2時間、隊員の活動を視察。
市職員とも言葉を交わし、感謝の意を伝えられる。
視察後には、秋田放送の単独取材に応じる。
『現場を見られてよかった』
『市町村のニーズに応じて(活動内容・範囲は)調整している。自治体と連携しながら安全のために努力したい』
『今のところある程度想定の範囲内で動けている。特別予想しなかったことは起きていない』

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自衛隊の“クマ対応”めぐる後方支援は、現時点で11月30日までの予定。