あなたが一番大変だと感じる家事は何ですか?

「名もなき料理」に国境はない。名もなき中華でおうちごはんを脱マンネリ化!

もしかすると「料理」と答える人が多いかもしれません。毎日献立を考えて食材を買いに行き調理すると、もうクタクタ…。少しでもラクに短い時間でパパッと終わらせたいですよね。

今回は、30分で15人分の食事を用意する、6男7女のスーパーママこと「佳月ママ」に、時短・簡単・栄養満点メシを作る「4つのコツ」を教えていただきました!

これで食べ盛りの子どもたちのハートと胃袋を掴むこと間違いなし!

お弁当の数、何と15人分!


(ピクニックに行く為に作ったお弁当、何と15人分!)

※本記事は漆山 佳月著の書籍『15人大家族 うるしやま家のママ流 笑顔がたえない36の家訓』から一部抜粋・編集しました。

■その1 一品でも栄養がしっかりとれる

一品の料理にたくさんの野菜や食材を使っています。

その一品でいろんな食材を食べられるように、たとえば炒め物を作るとしたら、肉も野菜もなるべく多くの種類を入れるようにしています。特に何品目とか数えているわけではありませんが、冷蔵庫でちょっと残った野菜とかを全部入れたり。

汁物やメイン料理に同じ食材を使うと、時短やコスパにもなります。

■その2 焼き物も蒸し物もオーブン任せ

前は、ハンバーグをフライパン3つ使って焼いていましたが、もうやめました。

今は、ハンバーグはオーブンで焼いてます。オーブンなら、スイッチを入れれば放っておけるから、焼き加減も見なくていい。その間に他の料理ができます。

あと、焼き魚もオーブンです。魚焼きグリルで焼いたことは一度もありません。時間を見てひっくり返したり、弱火にしたりしなくていいので。グラタンやピザも、何でもオーブン。

今のオーブンは網焼きや蒸し焼きもあるので助かっています。

■その3 ホットプレートは子どもの手を借りる

餃子は100%ホットプレートで焼きます。フライパンで焼いてたら、焼き上がったそばから食べちゃって、また焼いて持っていったらまたなくなって……と無限ループ。

なので、皮で包んだらホットプレートを温めておいて、みんなで焼いてもらう。

このあいだ作ったのは、400個!多少焦げたりしても、自分たちでやるのは楽しいし、味変とかも好きにできる。男の子だって率先してやってます。

子どもたちが楽しんで焼いている様子が見られるのも、うれしいです。

子どもたちが楽しんで焼いている様子が見られるのも、うれしい!


■その4 お弁当は彩りよく

「お弁当はどうやって詰めてますか?」と質問をいただくことがあるんですけど、そんなに難しく考えていなくて。でも、見た目は気にしてます。

やっぱりお弁当箱を開けた時に、喜んで食べてもらいたいから、食欲がわくようにとは考えています。

そのためには彩りよくしたいとは思ってます。食材の色もそうですけど、カラフルなピックとかでにぎやかにしたり。

100均に行った時はいつも見て、かわいいのがあるとつい買っちゃいます。

パソコンで印刷して名前入り手作りピックを作ったり、自分もすごく楽しんでいます。

お弁当箱を開けた時に、喜んで食べてもらいたい


〜〜〜

ちょっとした工夫と、程よく手を抜くことがポイントみたいですね。

文=茂木有芽

【著者プロフィール】

漆山佳月

美容師。1977年生まれ、鹿児島県出身。6男7女の15人大家族、漆山家のお母さん。フジテレビの不定期放映の密着ドキュメンタリーが人気で、YouTube「漆ちゃんfamily」は、チャンネル登録者数45万人を超える(2024年11月現在)。家事・収納・子育て・家族マネジメントが高く、スーパーママと呼ばれている。