気象庁は28日午後4時40分、台風21号(コンレイ)に関する情報第19号を発表した。台風21号は31日ごろ、非常に強い勢力で沖縄の南を北西へ進む見込み。沖縄地方では30日から11月1日ごろは大しけとなり、非常に強い風が吹くおそれがありる。沖縄地方では、うねりを伴った高波や暴風に警戒するよう呼びかけた。

 [気象概況]大型の台風21号は28日午後3時にはフィリピンの東にあって、1時間におよそ15キロの速さで西北西へ進んでいる。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。台風は発達しながら30日にかけてフィリピンの東を西北西へ進み、31日は沖縄の南を非常に強い勢力で北西へ進む見込み。