草ナギ剛、「東京ドラマアウォード」で主演男優賞に喜び「作品の中で自分の命を燃やしたい」
優秀な日本のテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード２０２４」の授賞式が２８日、都内で開かれ、草ナギ剛（５０）、石橋静河（３０）、内田有紀（４８）、若葉竜也（３５）らが個人賞を受賞した。
ＮＨＫの「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」で主演男優賞を受賞した草ナギは「ドラマっ子なんで、本当に僕はテレビドラマで育てられました。人間の大事な気持ちというか、そういうものがテレビドラマのセリフの中にたくさん散りばめられていて、テレビドラマが本当に大好きです」とあいさつ。「舞台や映画もステキなんですけど、やっぱりテレビドラマならではの力というか、そういうものが僕の頭から離れないという気持ちです」と語った。
この日は脚本家の三谷幸喜氏が司会を務めたが、草ナギは「最近も『古畑任三郎』の再放送にいまだにかぶりついていたりする自分がいて。三谷さんとも慎吾ちゃんとの２人の舞台のお仕事をしたんですけど、もう１０年も前になるんですよね」と感慨深げ。「１０年といえばひと昔前なんてよく言いますが、本当に人間というのは時間が限られている。どこに自分のエネルギーを込めるか、というのが僕の人生において幸福感が得られることだな思うので、これからもいい作品の中で自分の命を燃やして生き続けられるように努力していきたい」と力を込めた。
「デフ・ヴォイス」は単発ドラマ部門のグランプリで、草ナギの個人賞と合わせ２冠となった。連続ドラマ部門のグランプリはＴＢＳ日曜劇場「ＶＩＶＡＮＴ」が受賞した。
