ソフトバンク・スチュワート

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 ◆ソフトバンク投手練習(28日、みずほペイペイドーム)

 本拠地福岡で開催される第3戦で、ソフトバンクのカーター・スチュワート投手(24)が先発マウンドに上がる。来日6年目で大ブレークした剛腕は日本シリーズ初先発。「今シーズン最後の登板になると思うので全力を出し切る」と力を込めた。

 投手練習ではキャッチボールなどで調整し、本拠地のマウンドの傾斜や打球処理を再確認。練習後には「今までのキャリアの中で一番大事な登板になる。わくわくと良い緊張感を感じている」と口にした。

 レギュラーシーズンでは20試合に先発して9勝(4敗)とキャリアハイの成績をマーク。規定投球回には届かなかったものの、防御率1・95の安定感も誇った。「ソフトバンクと契約したときに言ったと思うけど、絶対に日本シリーズで投げて活躍したいと思っていた。今年のキャンプインからチームとしても個人としても日本一という目標があった。(チームに)勢いもすごくついているので、このまま4試合で決められるように頑張りたい」。試合前日にひげをそるルーティンを済ませて「レギュラーシーズンのままでいきたい」と本拠地の大歓声を浴びる。