水拭きモップを自動洗浄&乾燥できる「Xiaomi ロボット掃除機 X20+」をレビュー!

小米技術日本(以下、シャオミ・ジャパン)が2024年8月28日(水)に生活家電などを中心とした31の新商品を発表し、併せて同日に都内にてそれらの新商品を試せる体験イベント「Xiaomi ライフスタイルコレクション」を開催しました。最近の生活家電の中ではスマート家電として「ロボット掃除機」が人気があり、筆者も前回に同社の「Xiaomi ロボット掃除機 S20」を試しました。

そんなロボット掃除機は機能が勢い良く進化しており、今回の31の新商品にもロボット掃除機は「Xiaomi ロボット掃除機S20+」と「Xiaomi ロボット掃除機 X20+」の2つが含まれ、ともに8月28日より順次発売されています。価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格および公式Webサイト( https://mi.com/jp/ )内の公式WebストアではXiaomi ロボット掃除機S20+が36,800円、Xiaomi ロボット掃除機 X20+が59,800円です。

両製品はXiaomi ロボット掃除機S20よりも多くの機能に対応した上位機種に当たり、体験イベントでもサラッと確認はしていたものの、実際にどの程度違うのか気になっていたところ、シャオミ・ジャパンよりお借りすることができたため、Xiaomi ロボット掃除機S20と同様に自宅で使ってみたので違いがあるのかを含めて紹介したいと思います。


「Xiaomi ライフスタイルコレクション」体験イベントの様子

Xiaomi ロボット掃除機 X20+は強力な吸引力とステーション機能でハイエンド並み性能ながら約6万円というロボット掃除機としては比較的にリーズナブルな価格となります。もちろん前回のXiaomi ロボット掃除機 S20が約2.5万円なので倍以上となるわけで、購入するならその分だけ何らかのメリットが欲しいところではあります。

充電ドックでもある「Omniステーション」は10秒でロボット掃除機内のゴミを吸い込んでダストボックスをキレイにしてくれ、ダストパックには最長75日間分のゴミを溜めることができます。またOmniステーションはロボット掃除機に搭載されているモップの自動洗浄、自動乾燥機能を搭載しており、湿気によるカビやカビ臭を防止します。


Omniステーション(「Xiaomi ライフスタイルコレクション」体験イベントより)。Xiaomi ロボット掃除機 S20の充電ドックと比べるとかなり高さがあります

吸引力がフラッグシップレベルの6000Paファンブロワーとなり、Xiaomi ロボット掃除機 S20の5000Paよりもパワフルで、掃除をスムーズに進行して届きにくい床のすき間や隅、家具の下などからほこりや髪の毛を効率的に取り除き、さらにモップは2つ搭載されたデュアルモップとなっており、180rpmの回転で汚れをとります。


Xiaomi ロボット掃除機 X20+のモップ部分

また光障害物回避システムを搭載し、広角認知機能によって暗い場合でも低い場所にある障害物を検知して回避します。さらにLDSレーザーナビゲーションシステムが屋内環境の正確な360°スキャンを作成し、住宅の詳細なレイアウトをすばやく構築して経路プランニングによって清掃経路は、効率よく隅々まで掃除が行えるように最適化されます。


本体前面の回避システム

もちろんシャオミ・ジャパンの製品なのでスマートフォン(スマホ)など向けアプリ「Mi Home」(以下、Mi Homeアプリ)でスマホやタブレットなどと簡単に連携してスマートにコントロールすることが可能で、リモートコントロールや掃除進捗確認、掃除プランおよびモードの変更、外出中の掃除予約、ソフトウェアのアップデートなど、スマートフォンのアプリで簡単に操作ができます。

さらにスマートスピーカーと接続すれば、音声コマンドで制御することで、ハンズフリーで掃除を行うことも可能です。なお、ロボット掃除機本体のサイズは約350×350×97mm、質量は約3.67Kgで、バッテリー容量は5200mAh、定格消費電力は75W、定格電圧は14.4V、Omniステーションのサイズは約586×427×340mm、質量は約8.63Kgで、電力はダスト排出時で1000W、清掃時や空気乾燥時、充電時で30Wとなっています。

同梱品はロボット掃除機の本体とOmniステーション(使い捨てパック、浄水タンク、汚水タンク、モップパッ ドトレイエクステンダー、モップパッドトレイを含む)のほか、ブラシ×1、ブラシカバー×1、ダストカップ×1、フィルター×1(ダストカップに取り付け済み)、サイドブラシ×1、コードセット×1、モップホルダー×2、モップ×2(モップホルダーに取り付け済み)、取扱説明書です。


Mi Homeアプリで部屋のレイアウト表示



Mi Homeアプリで掃除設定

実際に自宅で試用してみたところではXiaomi ロボット掃除機 S20と比べて清掃能力が大幅に上がっていることを実感できました。特に便利なのが水ふきモップの自動洗浄と乾燥で、ロボット掃除機のモップ部分は水を含んでいるため、掃除機を置いてある場所の湿気が気になることがあります。

またモップの定期的な洗浄が必要となりますが、Xiaomi ロボット掃除機 X20+では自動洗浄と乾燥の機能があるため、モップの部分がメンテナンスフリーとなり、手軽に利用ができます。そのため、Xiaomi ロボット掃除 S20にも水拭きの機能はありますが、水拭きを利用する人にXiaomi ロボット掃除機 X20+の方が特にオススメしたいモデルだと思いました。

Xiaomi ロボット掃除機 X20+ 4L大容量ウォータータンク/ 10秒で自動集塵 高速回転デュアルモップ搭載 モップの自動洗浄・乾燥機能付き モップリフト/LDSレーザーナビゲーション 掃除経路確認/ミリメートルレベル障害物回避 アプリ操作 Alexa/Google音声対応 iPhone&Android対応
シャオミ(Xiaomi)
2024-08-28



Xiaomi ロボット掃除機 X20+ オールインワン 全自動 大容量 強吸引力 光障害物回避 音声操作 高速自動集塵 自動洗浄 環境認知 LDSレーザーナビゲーション スマートコントロール
価格:59,800円(税込、送料無料) (2024/10/28時点)

楽天で購入




Xiaomi公式 楽天市場店


記事執筆:伊藤浩一


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・Xiaomi ロボット掃除機 関連記事一覧 - S-MAX
・製品ラインナップを拡充。オールインワンで、快適にキレイに「Xiaomi ロボット掃除機 X20+」、さらにスマートに、毎日をキレイに「Xiaomi ロボット掃除機 X20+」を発表 | 小米技術日本株式会社のプレスリリース
・Xiaomi Robot Vacuum X20 Plus - Xiaomi Japan