キヤノン <7751> [東証P] が10月24日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結税引き前利益は前年同期比12.6%増の3107億円に伸びた。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の4900億円→4755億円(前期は3907億円)に3.0%下方修正し、増益率が25.4%増→21.7%増に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結税引き前利益も従来予想の2685億円→2540億円(前年同期は2021億円)に5.4%減額し、増益率が32.9%増→25.7%増に縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結税引き前利益は前年同期比2.3%増の893億円となり、売上営業利益率は前年同期の8.1%→9.1%に改善した。

株探ニュース