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トルコの首都アンカラ近郊にある大手の防衛企業「トルコ航空宇宙産業」の本社で23日、爆発と発砲があり、その後、銃撃戦となりました。トルコ政府によれば、これまでに5人が死亡、22人がけがをしたということです。

トルコの地元メディアは、アンカラ近郊にある「トルコ航空宇宙産業」の本社で爆発と発砲があり、その後、銃撃戦になったと伝えています。トルコ政府はこれまでに5人が死亡、22人がけがをしたとしています。またそのうち1人が重体だということです。

イェルリカヤ内相は「テロ攻撃などの手法から、おおむねクルド系武装組織による犯行とみている」と述べ、すでに実行犯2人が殺害されたとしています。「トルコ航空宇宙産業」はトルコ国内で最も重要な防衛・航空関連企業の一つで、軍用機などを生産しています。アンカラでは去年10月にも内務省の近くで爆弾テロがあり、クルド系武装組織が犯行を認めていました。