「Accessでバーコード作成」機能改善・強化!パオ・アット・オフィス「Barcode.Office ver 5.0」

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パオ・アット・オフィスは、Office製品(Excel/Access/Word)用バーコード作成ツール「Barcode.Office」をバージョンアップした「Barcode.Office ver 5.0」(税込7,700円)を2024年10月23日(水)にリリースしました。

 

パオ・アット・オフィス「Barcode.Office ver 5.0」

 

パオ・アット・オフィスは、Office製品(Excel/Access/Word)用バーコード作成ツール「Barcode.Office」をバージョンアップした「Barcode.Office ver 5.0」(税込7,700円)を2024年10月23日(水)にリリース。

■「Barcode.Office」について

Pao@Officeは、2002年10月より.NET用バーコード作成ライブラリ、2006年7月よりJava用バーコード作成ライブラリ、2010年11月より本製品「Barcode.Office」、2011年3月よりPHP用バーコード作成ライブラリを販売しており、開発者向けバーコードツールにおいて開発・販売の実績を持っています。

その中でも「Barcode.Office」は、プログラム開発者だけでなく、Excelを操作できるコンシューマ向けに低価格で販売し、多くのユーザに利用されています。

Office製品において、使いやすいバーコードコントロールはなく、これまでユーザはバーコードフォントを選択せざるを得ませんでした。

数少ないバーコードコントロールのうち、Microsoft Accessにバンドルされている他製品と比較して「Barcode.Office」は以下の点で優位となります。

<「Barcode.Office」の優位点>

【バーコード生成が容易で使いやすい】

・ActiveXコントロールとして、Excelのシートなどに貼り付けて利用できる

・COMコンポーネントとして、プログラム(VBAマクロコード)のみでバーコードオブジェクトの生成から行うことが可能

・指定した高さ・幅サイズにピッタリのバーコードを出力することができる

・シンプルでわかりやすく、機能的にも十分なサンプルが付属している

Barcode.Officeの製品サイト: https://www.pao.ac/barcode_office/

Facebookページ      : https://www.facebook.com/barcode.office/

製品価格         : 7,000円(税込7,700円)

英語版も同時にリリースされています。

■今回のリリース内容 - ver 5.0 へのバージョンアップについて

1. Accessでのバーコード利用が大幅に向上

Barcode.Officeは、ExcelやWordでは直感的な操作でバーコードを配置できましたが、Accessでは複雑な手順が必要でした。

ver 5.0では、この問題を解決しました。

以前の課題:Accessでは、バーコードコントロールの位置・サイズと実際のバーコード出力位置が異なり、2回座標を指定する必要がありました。

新機能  :ver 5.0以降、Accessでも他のOfficeアプリケーション同様、一度の操作で希望の位置・サイズにバーコードを配置できます。

メリット :座標調整が不要となりました。

最近では、AccessでDataMatrixを出力するユーザが増えており、この改善により、さらに多くのユーザが便利に使えます。

 

2. Accessが突然終了する重大な不具合の解消

一部の環境で発生していた深刻な問題を修正しました。

問題:バーコードコントロール操作時にOffice製品(特にAccess)が突然終了する。

対応:徹底的な調査と修正により、本バージョンで問題を解決。

結果:すべてのOffice製品で安定した動作を実現。

3. Accessでの複数バーコード作成に対応

これまで、Accessのレポートではバーコードを1つしか作成できませんでしたが、今回のバージョンアップにより、複数のバーコードを1つのレポートに作成できるようになりました。

以前の制限:Accessでは、1つのレポートに1つのバーコードしか

配置できませんでした。

新機能  :ver 5.0以降、複数のバーコードを同じレポート内に作成可能。

メリット :例えば表形式の行にバーコードの配置が可能に。

4. インストール時の問題を解消

従来の課題:特定のOffice 32bit環境で、稀に「OCXの登録失敗」が発生。

改善点  :インストールプロセスを最適化し、この問題に対応。

効果   :Barcode.Officeのインストールがより確実に。

5. サンプルファイルの動作改善

インストーラー付属のSample.xlsに関する問題を修正しました。

問題:マクロ版のDataMatrixなどで、特定の関数(例:Left関数)で

エラーが発生することがありました。

対応:サンプルプログラムのコードを最適化。

結果:より安定したサンプルファイルの動作を実現。

これらのver 5.0での改善により、Barcode.Officeの使いやすさと信頼性が大幅に向上しました。

新バージョンでのさらなる生産性向上にご期待ください。

■対応しているバーコード

以下のバーコードの作成が可能です。

(1) JAN-13(EAN-13)

(2) JAN-8(EAN-8)

(3) UPC-A

(4) UPC-E

(5) ITF(インターリーブド2 of 5)

(6) Matrix 2 of 5

(7) NEC 2 of 5(Coop 2 of 5)

(8) NW-7(CODABAR)

(9) CODE39

(10) CODE93

(11) CODE128

(12) GS1-128(UCC/EAN-128)

- コンビニ向け標準料金代理収納用バーコード

- 医療用 医薬品等のバーコード

- 医療用 医療材料等のバーコード

- 食肉標準物流バーコード「基本バーコード」

(13) 郵便カスタマバーコード

(14) QRコード

(15) DataMatrix

(16) PDF417

(17) GS1データバー(標準型)

(18) GS1データバー(限定型)

(19) GS1データバー(拡張型)

■Excelを使ったバーコードを作成する2つの方法

Barcode.Officeは、次の2つの方法でバーコードをExcelに出力することができます。

1. バーコードをドラッグ&ドロップでExcelシートに貼り付けます。

この場合、セルの値をバーコードに自動的に反映することができます。

セルの値をバーコードに自動的に反映

※上記と同じような方法でバーコードを生成するMicrosoftのバーコードコントロールがOfficeに付属していますが、バーコードの精度・バーコードで表現できる文字・バーコードの幅の問題・扱える機能・安定性・バーコードの種類、どれをとってもExcelにおいてお客様の運用に耐えられるものかどうか、お試しいただければご判断いただけるものと思います。

その判断をしていただいてきた多くのお客様が、Barcode.Officeを選択して利用されています。

2. ExcelのVBAマクロで1からバーコードを生成して、Excelシート上に自在にバーコードを出力することができます。

ExcelのVBAマクロでバーコードを生成するための最少コードは次の通りとなります。

‘バーコードオブジェクト生成

Dim Bar As Object

Set Bar = CreateObject(“Barcode.COM”)

‘オープン(幅, 高さ)

Bar.Open(200, 100)

‘バーコードの種類10〜200(ここではCODE128 = 80)

Bar.BarcodeKind = 80

‘バーコード描画(クリップボード転送)

Bar.Draw(“TEST CODE”)

‘クローズ(最後のおまじない)

Bar.Close()

‘バーコード描画セル選択

Range(“C8”).Select()

‘バーコード画像描画(クリップボードから)

ActiveSheet.Paste()

●バーコードの種類は、以下のように定義しておくと便利です。

‘バーコード種類(BarcodeKind)

Const BK_JAN13 As Integer = 10

Const BK_JAN8 As Integer = 30

Const BK_ITF As Integer = 40

Const BK_Matrix2of5 As Integer = 50

Const BK_NW7 As Integer = 60

Const BK_CODE39 As Integer = 70

Const BK_CODE128 As Integer = 80

Const BK_EAN128 As Integer = 90

Const BK_郵便カスタマAs Integer = 100

Const BK_QRコードAs Integer = 110

■バーコードの作成方法

1. 動画 (バーコードの作成手順)

● Excelでバーコード作成

● Accessでバーコード作成

https://youtu.be/2axuqe9yAGs …今回リリース作成動画

● Access編(上記の追加分)

https://youtu.be/v94pGHHO0Fg …今回リリース作成動画

● Excel 2016編

● Excel 2013編

● Excel 2007編

● Excel 2003編

2. サイト…Office 2010〜Office 2024は、同じ操作方法です。

● Excelでバーコード作成手順

https://www.pao.ac/barcode_office/excel.html

● Accessでバーコード作成手順

https://www.pao.ac/barcode_office/access.html

● Excel 2007編

https://www.pao.ac/barcode_office/excel2007.html

● Excel 2003編

https://www.pao.ac/barcode_office/excel2003.html

● コーディング例:VBAのみでバーコード生成

https://www.pao.ac/barcode_office/program_com.html

● コーディング例:ActiveXコントロール貼り付け

https://www.pao.ac/barcode_office/program_activex.html

◆試用版

Barcode.Officeサイトから試用版をダウンロードすることができます。

https://www.pao.ac/barcode_office/#download

※試用制限は、バーコードに「SAMPLE」と出力されます。

※試用版に、購入した製品ライセンスキーを入力すると、「SAMPLE」の試用制限が解除されます。

◆マニュアル

製品サイトよりマニュアルを参照できます。

https://www.pao.ac/barcode_office/file/Barcode.Office.pdf

◆製品価格

1開発ライセンス 7,000円(税込7,700円)

※1開発ライセンス=「Barcode.Office」を使用するパソコン1台

※試用版はバーコードに「SAMPLE」と出力されます

◆動作環境

OS  :Windows XP/Vista/7/8/8.1/10/11

Windows Server 2003/2008/2012/2016/2018/2022

Office:2003/2007/2010〜2024/Office 365

※今回のリリースにより、Office 32bit版/64bit版とも、利用可能になっています

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