C大阪の山下達也【写真:Getty Images】

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リリースで発表

 セレッソ大阪は10月23日、主将のDF山下達也が今季限りで現役を引退すると発表した。

 背番号23にちなみ、23日の午後5時23分に発表された。

 山下は御影工業高校から2006年にC大阪へ入団。なかなか定位置を確保できず、11年にコンサドーレ札幌に移籍。J2で主力として活躍し、翌12年にC大阪へ復帰した。13年には出場機会を増やして、Jリーグの優秀選手賞を獲得。センターバックの絶対的な存在へと成長を遂げた。19年途中に柏レイソルへ移籍して、22年に再びC大阪へ。今季は36歳で自身プロ初の主将を務めていた。

 C大阪のレジェンドの1人で、頼れる山下。2014年には日本代表候補合宿にも参加した。背番号「23」にちなんだ発表の仕方にクラブからの愛と感謝が感じられる。

 山下のコメントは以下の通り。

「今シーズンで引退することを決断しました。サッカー人生、今まで出会った全ての人からたくさんの事を学びました。本当に感謝しかありません。18歳でプロの世界に入り、周りの選手は異次元に上手くて毎日必死でした。辛い時期、僕を支えてくれたコーチ、刺激を与えてくれた仲間、そしてファン、サポーターの皆様。 誰か1人でも欠けていたら、自分はここまで続けられていないと思います。

 伝えたい事、御礼したい事たくさんありますが、ここでは伝えきれないので、直接会ったときに伝えさせて下さい。選手として残された、あと4試合。本気で燃え尽きたいと思います。皆様、本当にありがとうございました。これからの山下達也もどうぞよろしくお願いします」(FOOTBALL ZONE編集部)