大谷翔平「５０−５０」記念球が史上最高額４３９万ドルで落札 約６億６６００万円 マグワイアの７０号球を超える

　ドジャースの大谷翔平選手が史上初の「５０本塁打、５０盗塁」を達成した際の５０本塁打のボールを出品したオンライン競売が入札期限となった２２日（日本時間２３日）、入札額が売買手数料込みで４３９万２０００ドル（約６億６６００万円）で落札され、本塁打のボールの史上最高額を更新した。

　競売は９月下旬に手数料込みで約６０万ドルからスタート。この日は当初の終了予定３分前まで２５６万２０００ドルだったが値が上がり、終了期限が３０分延長。その１分後に２８０万６０００ドルの入札があった。

　さらに次々と入札されるに従って期限が延長され、３２９万４０００ドル（約４億９７００万円）、３４１万６００００ドル（約５億１８００万円）となって日本円で５億を突破。その後も入札が続き、４００万ドルを突破した。当初の期限から約２時間半遅れで終了した。

　過去最高の落札額は１９９８年にマーク・マグワイア（当時カージナルス）が放った７０号の記念球で３０５万ドルだった。

　オークションを主催する競売会社オールディンは公式Ｘ（旧ツイッター）に「史上最も高額な野球のボールが誕生。まだ間に合う」と投稿した。