クレーンでつり上げられ、取り付けられるガンダム像の頭部(23日午前、大阪市此花区で)=飯島啓太撮影

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 2025年大阪・関西万博の会場となる人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で、バンダイナムコホールディングスが展示する実物大のガンダム像が23日、完成した。

 クレーンでつり上げられた頭部が胴体とドッキングし、指先まで全高16・72メートルの迫力ある姿がお目見えした。

 ガンダム像は、片膝を立てて腕を大きく上げるポーズで、宇宙と未来に手を差し伸べる様子をイメージしている。この日、現地で「上頭式(じょうとうしき)」が開かれ、チーフガンダムオフィサーの榊原博氏は「世界中の多くの人が集う万博が、宇宙や未来について考えるきっかけになればと思う」と述べた。ガンダム像の隣には、人気アニメ「機動戦士ガンダム」の世界を表現したパビリオンの建設が進んでいる。外観は今年7月に完成したという。