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アメリカ大統領選挙で、マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏がハリス副大統領を支援する団体に、およそ75億円を寄付したとアメリカメディアが報じました。

ニューヨーク・タイムズは22日、関係者の話として、ビル・ゲイツ氏がトランプ前大統領の再選を強く懸念し、ハリス氏を支援するNPOにおよそ75億円を寄付したと伝えました。ゲイツ氏は声明で「医療の改善や貧困の削減などに明確な関与を示す候補者を支持する」と強調しました。

大統領選まで残り2週間となる中、ハリス氏の一時の勢いが落ち着いたことで、大接戦となっています。全米の世論調査の平均ではハリス氏がわずかに上回っていますが、勝敗を左右する7つの激戦州では、すべての州でトランプ氏がわずかにリードしています。ただ、支持率の差が最も開いているジョージア州でもその差は2.5ポイント。ペンシルベニア州、ウィスコンシン州、ノースカロライナ州、ネバダ州では差が1ポイント未満で、ほぼ互角の情勢です。

また関係者によりますと、ハリス氏は来月5日の投開票日にワシントンにある母校・ハワード大学で集会を検討していることが分かりました。トランプ氏は、地元のフロリダ州で投開票を見守る方向で調整しています。