『ヴェノム:ザ・ラストダンス』海外最速レビュー到着 ─ 「ヴェノム史上最高傑作」「ソニーはかつてないほど良くなった」「感動のフィナーレ」

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ソニー・ピクチャーズによるマーベル『ヴェノム』シリーズ最終作が、2024年10月25日より米公開を迎える(日本でも同日より先行上映、11月1日一般公開)。米ニューヨークではワールドプレミアが開催され、いち早く本編を鑑賞した批評家らのレビューがSNS上で解禁された。

『ヴェノム』(2018)『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)と続いた3部作の最終章。このシリーズは主にファンに楽しまれるタイプの作品で、米Rotten Tomatoesでは批評家スコアが低く、観客スコアが高いという乖離が目立っていた。ところが本作では、批評からの評判も上々な模様。シリーズの最終作として、確かな娯楽性と納得の結末をもたらしたことが高く評価されているようだ。監督は前2作で脚本を担当したケリー・マーセルが初挑戦している。

果たして、『ヴェノム:ザ・ラストダンス』の出来やいかに。海外批評家のレビューを見てみよう。

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』最速感想レビューコメント

「『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は最初から最後まで、ワイルドで爽快な旅に連れて行ってくれるぞ!2000年代前半のアメコミ映画を思い出させるような、良質なポップコーン・ムービー。アクションも素晴らしく、80年代アクション映画へのトリビュートでもある。面白い場面が山ほど。プロットホールや、物語上の欠陥はあるか?イエス。楽しい映画か?それも、イエス。」(ScreenRant)

「『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は楽しいだけはない。これまでの『ヴェノム』映画の最高傑作だ!最も笑えて、最もエモーショナルで、最高のストーリーで、愛すべきバカバカしさを全力で押し出している。シンビオートのイケてる要素もたくさんあるし、このトリロジーの終わり方としてこれ以上のものはない。そして、さらなる展開へのセットアップも行っている。ソニーがかましてくれた!」()

「『ヴェノム:ザ・ラストダンス』はこの3部作で最も楽しい。その大部分は、エディとヴェノムが『テルマ&ルイーズ』の逃亡者としての夢を生きる、笑えてスウィートなロードトリップだ。車内カラオケとワンちゃんレスキューもある。しかも、まさかの感動もさせられる。」(, Digital Spy)

「『ヴェノム:ザ・ラストダンス』レビュー:壮大なる、エピックで感動的なフィナーレ!トム・ハーディは全てを捧げていて、ソニーはかつてないほど良くなった。シビれるアクションが、19インチ(編注:アクションフィギュア)を満足させる。ただの『ヴェノム』新作映画というわけではなく、アメコミ映画最高傑作の一つだ!次へと繋がるセットアップもハマっている。」()

「『ヴェノム:ザ・ラストダンス』を観たけど、これまでで最もシネマティックで堂々たるヴェノム映画だった。エディ・ブロックとヴェノムの関係性は本作で最強になって、危険度もより増している。今回はめちゃくちゃ楽しめた……ラストはヤバかった!

完璧な出来か?いや、全くそういうわけではない。それでも、『ヴェノム』1作目からはるかに進化しているし、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』よりもずっと肉厚なプロットもある。『スパイダーマン4』の噂が大袈裟に言われているけれど、『ヴェノム:ザ・ラストダンス』を観て、この二人をもっと観たくなってしまった。そしてヌルも。」()

「『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は『ヴェノム』史上最高傑作。その狂おしさは大幅に増したが、真心も同じように大きくなった。完璧とは言い難いが、超絶楽しくて、人を噛み砕いて後頭部から血を吹き出す巨大モンスターも出てくる。かなりイカレている。」(, The Wrap)

「『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は驚異的だ。笑いもあるし、もしかしたら泣けるかも。楽しいサプライズも!トム・ハーディこそヴェノムだ!」()

THE RIVERによる詳しいレビュー記事も、近日掲載予定。シリーズ完結作『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は2024年10月25日(金)26日(土)27日(日)先行上映(字幕版)。11月1日(金)全国公開。