Mrs. GREEN APPLE

写真拡大

 12月20日に全国公開される松山ケンイチと染谷将太のW主演映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』の主題歌がMrs. GREEN APPLEの「ビターバカンス」に決定し、あわせて主題歌入り本予告が公開された。

参考:松山ケンイチ、染谷将太ら大集結 『聖☆おにいさん THE MOVIE』ポスター&新場面写真公開

 本作は、イエスとブッダが、東京・立川の風呂なし6畳一間アパートで2人暮らしをしながら、Tシャツにデニムスタイルで下界でバカンスを満喫している日常を描いた、累計発行部数1700万部を超える中村光による漫画『聖☆おにいさん』を実写化するコメディ映画。

 監督・脚本を務めるのは、『銀魂』シリーズ、『今日から俺は!!劇場版』、『新解釈・三國志』などで知られる福田雄一。主人公のイエスを松山、もう1人の主人公であるブッダを染谷がそれぞれ演じる。また、第2弾キャストとして、賀来賢人(梵天役)、岩田剛典(ミカエル役)、白石麻衣(弁才天役)、勝地涼(帝釈天役)、佐藤二朗(戦いの仙人役)の5名、第3弾キャストとして、窪田正孝(マーラ役)、山本美月、桜井日奈子、中田青渚(マーラ娘たち役)の4名、そして第4弾キャストとして、新生“女子ーズの川口春奈(レッド役)、吉柳咲良(グリーン役)、田中美久(イエロー役)、森日菜美(ブルー役)、安斉星来(ネイビー役)の5名、第5弾キャストとして、仲野太賀(十一面観音役)、神木隆之介(ヨハネ役)の2名、第6弾キャストとして、山田孝之とムロツヨシの2名、そして第7弾キャストとして、藤原竜也(ルシファー役)の出演が発表された。

『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』主題歌入り予告 公開されたのは、イエス(松山ケンイチ)とブッダ(染谷将太)が改めて出演者を紹介する予告編。賀来、岩田、勝地、白石、佐藤、山田、ムロ、窪田、川口、仲野、神木、そして大トリに藤原を紹介したところで、あまりの豪華さにイエスもブッダものけぞりながら大興奮で悶絶。また、ほのぼのした日常を飛び出して、激しい戦いに挑むイエスとブッダ、キューティーに変身するマーラ(窪田正孝)などのキラーショットも垣間見える。

 映像の中でも流れる主題歌、Mrs. GREEN APPLEの書き下ろし新曲「ビターバカンス」は、神の子イエスと目覚めた人ブッダが下界でバカンスを楽しんでいる本作にちなんだ楽曲。作詞・作曲を担当した大森元貴は、中学生のころから新刊が出るたびに買って読んでいたというほど原作『聖☆おにいさん』の大ファン。「ブッダとイエスの癒され日常から我々も学ぶものがある」という大森は、楽曲制作について「根を詰めがちな人々ですが少しでもホッと、肩の力が抜ける瞬間があるといいのだろうと。そういう1番大切なバカらしさみたいなものを曲にしてみました」とコメントしている。

 そんな大森が紡ぎ出した「息が詰まるような日々が続いたらちょっぴり休めばいい休めばいい休んじゃえばいい」というフレーズは、下界で働きすぎなイエスとブッダ、人々の心にそっと寄り添うもの。「ビターバカンス」を初めて試聴した松山はと染谷は、聞き終えて開口一番「めっちゃいい曲!」と大盛り上がり。 染谷は「休んじゃえばいいってありがたい言葉だよね」と話し、松山は「休む=バカンスを取るということをポジティブにとらえていいんだよね」と言うなど、「ビターバカンス」で描かれている歌詞に共感している様子を見せた。

 さらに、松山は「映画観終わった後に流れる曲としてとても楽しみ」と期待を述べ、染谷も「映画館を出た後、気持ちいい景色になりそう」と絶賛した。

Mrs. GREEN APPLE(主題歌担当)コメント聖☆おにいさんは原作からの大ファンでして、中学生の頃に書店で新刊が出るたびに買って読んでいました。この度お話をいただき、すごく運命的な何かを勝手に感じております。ブッダとイエスの癒され日常から我々も学ぶものがあり、根を詰めがちな人々ですが少しでもホッと、肩の力が抜ける瞬間があるといいのだろうと。そういう1番大切なバカらしさみたいなものを曲にしてみました。

休んじゃえばいい!現代人頑張りすぎだ!休んでからの責任としわ寄せは、その時の自分が考えればええ!

決して無責任なのではなく、責任と向き合うためのお暇が、心安らぐ時間が、皆様に少しでもありますように。

大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)(文=リアルサウンド編集部)