Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、10月22日の第1試合に出場する4選手を発表した。赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)と、EX風林火山・勝又健志(連盟)、Mリーガー36人の中でも屈指の頭脳派雀士が直接対決。お互いに技を尽くし合う戦いは、どんな結末を迎えるか。

【映像】知性と知性のぶつかり合い!(生中継)

 園田といえば「マジック」と表現される鳴き仕掛けなど、アガリに向かう無数のパターンを習得しているトップ雀士。単純な選択に思える場面でも、その1つ先、2つ先、さらには全体を見据えて打牌している。終わってみれば園田の勝ち。これこそが理想形だ。

 勝又も徹底した研究で、確実にポイントを持ち帰る頼れる存在。試合中も冷静ものので、表情を崩すこともなく、着実に自分に利する選択を繰り返す。飛び道具を使うタイプではないだけに、地力のたくましさが際立つタイプだ。

 王道麻雀なら、KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)が得意とするところ。試合中の姿勢もよく、多くの後輩から手本にされる。チームカラーとしては攻撃のイメージが強いが、滝沢はバランスよく打ってこそ滝沢。一番の敵は、自分がブレることだ。

 3人の強敵に立ち向かうのがKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)。芸能界でも華々しい活躍を見せ、今や芸能界と他業界、2つで活躍する人のロールモデルとさえ呼ばれ始めている。今シーズンは苦戦が続くが、この試合に勝てば上昇のきっかけになる。毎回、入場シーンからファンを楽しませるが、今夜はどんな姿で出てくるか。

【10月22日第1試合】

赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)個人10位 +58.7
EX風林火山・勝又健志(連盟)個人7位 +73.4
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人28位 ▲64.7
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人12位 +40.2

【10月21日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +258.9(18/96)
2位 赤坂ドリブンズ +156.6(18/96)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +142.7(18/96)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +119.1(18/96)
5位 U-NEXT Pirates ▲50.9(18/96)
6位 TEAM雷電 ▲52.3(20/96)
7位 BEAST X ▲139.3(20/96)
8位 EX風林火山 ▲206.4(18/96)
9位 渋谷ABEMAS ▲248.4(20/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)