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 俳優の遠藤憲一(63)が22日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)に出演。司会の黒柳徹子(91)にムチャぶりされる場面があった。

 黒柳から「コワモテの犯罪者から優しいお父さん、そして総理大臣役まで幅広くご活躍」と紹介され、「若い頃は悪い人の役が多くて、コワモテ俳優って呼ばれてらしたんですって?」と聞かれると、遠藤は「はい。特に、親がね、役者になったことは喜んだんですけど、本当に近所の人に、本当に殺されてばっかりいる時があったので、“夕べ、憲一くん殺されていたね”って言われるのが凄く嫌だ!ってしばらく言ってました」と苦笑した。

 「最近はちょっといろいろな役をやれるようになったので」と遠藤。「20代、本当に死んでばっかりいたんで。だいたい悪役やって、犯人役やって、最後は死ぬっていう」と話した。

 黒柳は「怖く見えるのは研修の賜物なんですって?」と質問。遠藤は「親分みたいのはチャラチャラしていたら迫力が出ないんで、やっぱりじっとしていなきゃいけないんですよ。じっとしてあまり瞬きもせず、会話していくっていうのが本当に苦痛で、そうやると多少怖くなっていくって分かったから、凄く練習しましたね、その親分みたいな役、動かない人っていうのは」と明かした。

 これに黒柳が「カメラに向かって恐い人の顔ってやっていただいていい?」とムチャぶり。遠藤は「毎回来るな」と困惑しつつも、足を組み、あまり動かず、“怖い人の親分”を実演し、「大して怖くないですか?」。

 でも、黒柳は「あまり怖くないです、あははは。どうしてかしら」とバッサリ。遠藤は「最近、やってないから能力落っこちちゃったのかな」と苦笑。「徹子さんのほうが恐い役いいんじゃない?ちょっとやってみてください。カメラ見て、じっとして」とお願いすると、黒柳も「嫌だ〜」といいながらも実演。遠藤は「十分じゃないですか!」と笑った。