実写ドラマ「龍が如く」桐生一馬役に挑んだ竹内涼真

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 俳優の竹内涼真が21日、都内で行われた Amazon Original ドラマ「龍が如く〜Beyond the Game〜」世界独占配信記念ワールドプレミアイベントに、賀来賢人、河合優実、唐沢寿明、青木崇高、中山ひなの、武正晴監督と共に出席。主人公・桐生一馬を演じた竹内は、1995年と2005年という2つの時代の一馬を演じるうえで、減量を選択したことを明かしていた。

 本作は、セガの大ヒットゲーム「龍が如く」シリーズを基に、オリジナル脚本で制作されたドラマシリーズ。ゲームと同様、架空の歓楽街・神室町を舞台に、“堂島の龍”に憧れる主人公、桐生一馬の成長物語を、二つの時間軸を交差させて描き出すクライムサスペンスアクション。

 500人以上の観客が見守る中、レッドカーペットに登場した竹内は、大歓声にビシッとポーズを決めると「ついにこの日が来たということで胸がいっぱいです」と感無量な表情を浮かべる。

 大人気ゲームの実写化という一大プロジェクト。竹内は「とても難しい挑戦でしたが、リスクをとってチャレンジしないとサプライズは起きない。目標に向かって、スタッフキャスト全員が同じ方向を向いていたことに価値がある。早く世界中の皆さんに観てほしいです」と自信をのぞかせた。

 一馬のアクションシーンは作品の見どころのひとつ。竹内は「最初はミット打ちもできなかったのですが、トレーナーさんに指導していただきました。セットのクオリティもすごく、皆さんに助けられながらの撮影でした」と感謝を述べると、児童養護施設を運営し、桐生たちの父親代わりでもある風間新太郎を演じた唐沢は、竹内の格闘シーンについて、「すごい大胸筋だった。ほぼ上半身裸でずっといたよね。こいつ変な奴だなと思った」とジョークを飛ばす。

 それでも、引き締まった一馬の佇まいに唐沢は「相当ストイックにやっていた。お弁当みたいなものを持ってきていたけれど、かわいそうなくらいささみを食べていて……結構痩せたよね」と振り返る。その言葉に竹内は「1995年と2005年という二つの時代の一馬を演じる。そこで(撮影が)1週間空いたのですが、刑務所に10年間入っていた一馬の過酷さを出すために、減量するという選択をしたんです」と演技プランを明かしていた。(磯部正和)

Amazon Original ドラマ「龍が如く〜Beyond the Game〜」は10月25日より Prime Video にて世界独占配信:全6話(10月25日、11月1日に各3話ずつ配信)