ドジャース・大谷翔平とヤンキース・ジャッジ

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◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 ドジャース10―5メッツ(20日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、3勝2敗と王手をかけて迎えたリーグ優勝決定シリーズ第6戦の本拠地・メッツ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場。ドジャースは勝って4勝2敗とし、20年以来4年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ突破、リーグ優勝、ヤンキースとのワールドシリーズ進出(日本時間26日開幕)を決めた。

 ワールドシリーズの対戦相手は、ガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズを4勝1敗で制したヤンキース。メッツとのリーグ優勝決定シリーズに続いてアメリカの2大都市ニューヨークとロサンゼルスに本拠地を置く人気球団同士の対戦は1981年以来で、大きな注目を集めることになりそうだ。

 ヤンキースはメジャーを代表するジャッジ、スタントン、ソトら強打者をそろえるスター軍団。投手にもコール、ロドンら実績ある選手が名を連ね、「大谷VSジャッジ」の本塁打王対決にも注目が集まることになりそうだ。

 打線の中心は3番に座るジャッジ。レギュラーシーズンでは、大谷を58本塁打、144打点、打率3割2分2厘と全部門で上回り、本塁打と打点の2冠王に輝いた。

 スポーツ記録を扱うオプタスタッツは、MLB史上初めて、レギュラーシーズンで50本塁打を打った打者がワールドシリーズで対戦するとXにポストした。今季54本の大谷と58本のジャッジは、両者ともワールドシリーズ初出場。またドジャースとヤンキースの顔合わせはワールドシリーズ12度目。初の世界一に輝くのは大谷か、ジャッジか。