米ジョージア州の手集計、裁判所が差し止め「負担があまりに大きく準備の時間もない」

　【ワシントン＝淵上隆悠】米ジョージア州の裁判所は１５日、１１月の大統領選に際して投票用紙の手集計を行うと定めた州選挙管理委員会の新規則を差し止める命令を出した。

　「負担があまりに大きく、準備する時間もない」と指摘した。

　州選管が９月２０日に決定した新規則は、開票作業を担う各郡に対し、投票所で投票用紙の数を手作業で調べて投票機の記録と一致するか確認することを定めていた。新規則の決定は、前回大統領選で不正があったと主張する共和党大統領候補のトランプ前大統領を支持する委員が主導していた。