『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(C)2023 Miller Avenue Rights LLC; IPR.VC Fund II KY.  All Rights Reserved.

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 最新の映画動員ランキング(10月4日〜6日の3日間集計、興行通信社調べ)は、A24史上最大の製作費をかけ、近未来のアメリカで起こる内戦を描いたディストピア・アクション『シビル・ウォー アメリカ最後の日』が、初日から3日間で動員12万7000人、興収1億9800万円をあげ、初登場1位に輝いた。

【画像】2位以下のTOP10入り作品ビジュアル

 14ヶ月も取材を受けていない大統領に単独インタビューを行うため、ホワイトハウスへ向かう4人のジャーナリストが、内戦の恐怖と狂気に呑み込まれていく。監督はアレックス・ガーランド、出演はキルステン・ダンスト、ワグネル・モウラ、ケイリー・スピーニー、ほか。

 2位は、返り咲きから2週連続1位をキープしていた『ラストマイル』が、週末3日間で動員9万8600人、興収1億4900万円を記録。累計成績は動員358万人、興収51億円を突破している。

 3位には、昨年11月に公開され、ヒットを記録した『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の映像と音をクオリティアップさせた『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』が、初日から3日間で動員9万7700人、興収1億5600万円をあげてランクインした。327カットのリテイクと音の再ダビングを行い、制作陣が当初想定していた恐怖の物語を描き出している。監督は古賀豪、声の出演は関俊彦、木内秀信、種崎敦美(※崎=たつさき)、ほか。

 4位には、BTSのジョングクが歩む世界的ポップスターへの道のりを追ったドキュメンタリー『JUNG KOOK:I AM STILL』が、初日から3日間で動員7万600人、興収1億5700万円を記録し初登場した。監督は『SUGA | Agust D TOUR 'D-DAY' THE MOVIE』も手がけたパク・ジュンス。

 5位には、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』をはじめとする“青春3部作”を手がけた長井龍雪監督&岡田麿里脚本&田中将賀キャラクターデザインによる長編アニメーション『ふれる。』が、初日から3日間で動員6万9000人、興収1億300万円をあげてランクイン。不思議な生き物“ふれる”と暮らす3人の青年を永瀬廉、坂東龍汰、前田拳太郎が演じている。

 既存作品では、6位の『スオミの話をしよう』が累計で動員110万人、興収15億円を超えた。また、8位の『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ ゲームの世界で大冒険!』は累計で動員83万人、興収10億円を突破した。

■全国映画動員ランキングトップ10(10月4日〜6日)
1(NEW)シビル・ウォー アメリカ最後の日(公開週1)
2(1↓)ラストマイル(7)
3(NEW)鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版(1)
4(NEW)JUNG KOOK:I AM STILL(1)
5(NEW)ふれる。(1)
6(5↓)スオミの話をしよう(4)
7(9↓)五等分の花嫁*(3)
8(3↓)わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ・ゲームの世界で大冒険!(4)
9(2↓)劇場版「オーバーロード」聖王国編(3)
10(4↓)ビートルジュース ビートルジュース(2)
※11(8↓)インサイド・ヘッド(10)